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猫vsストーカー(仮)

『お部屋にカメラと盗聴機が一緒になってるやつが2つずつと脱衣場に盗聴機が1つ、だね。』

我が家に入ってすぐ、変態の言っていた「一緒に寝てる」ってのと「お風呂も一緒」ってのが気になったから、まずお風呂場に向かったのよ。
そしたら脱衣場のコンセントの所にさしてあった…あの………ほら、あれ。
なんかたくさんコードがさせるやつ!
あれの中に盗聴機が入ってたのよ!!信じられない!!
でも、まぁカメラが仕掛けられてなかったのは不幸中の幸いね。
そのあとにしゅんぺいの部屋を探したら今度はカメラも着いてるのが2つも出てくるなんて!!
ほかの部屋も探してみたけど無かったわ。
他にないのは一応、ひと安心だけど……。


『…ほんとにあったなんて…』
情けない…!!ずっと傍にいたのに……!!



『みーこちゃん、そんなに落ち込まないで。簡単なやつで良かったじゃない。じゃなきゃ取れなかったもの。』

まるちゃんが必死になぐさめてくれる。でも駄目なのよ。
だって………だって…!!
今までしゅんぺいが落ち着けるはずの空間があの気持ちの悪い変態野郎に盗み見られてたなんて!!






『……許さない。』
自分の不甲斐なさに落ち込んだけど、それも長くは続かなかったわ。だんだんとやつが仕出かした事への怒りで頭がいっぱいになってきたわ。

『み、みーこちゃん…?』

『まるちゃん!!』

『な、なに?』

『あの変態野郎に目にものを見せてやろうじゃないの!!』

『え』



待ってなさい!変態ストーカー野郎!!

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あきゅろす。
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