罰ゲーム
罰ゲーム
｢おっ俺とつっ…つつ付き合え！
へっ返事は"はい"か"イエス"だ!!｣
……え？なにこれ？
下駄箱に｢放課後、校舎裏に来てください。｣
っていう手紙が入ってたから、数少ない女子(我が校は工業高校なので男だらけなのである)からのラブレターだ！わっしょーい!!とるんるんで来たのに…
目の前には、顔を真っ赤に染めてとち狂ったことを言ってきた我が校で有名な不良(イケメン)君。
そして僕たちから２、３メートル離れたとこにある茂みにお前ら隠れる気あんのかと言いたくなるほどほぼ丸出しのモヒカン(緑色)とハゲ(毛根が死滅してるかの様なきれいなハゲ)。
…ちくしょう
罰ゲームかよ
僕が頷いたら、ハゲとモヒカンが出てきて、バカにすんだろと再び、茂みの方に視線を戻して時がとまった。
ハゲが号泣してる。
そして、そんなハゲの鼻水ちーんさせたり、背中をさすったりと世話やいてるモヒカン。
なんだこれ
［*前へ］［次へ#］
[戻る]
[小説ﾅﾋﾞ|小説大賞]
無料HPエムペ！
携帯モード]
[
URL送信]
