罰ゲーム
罰ゲームなんかじゃない(攻め視点)
俺たちが言葉を交わしたのはあの告白の日が初めてじゃない。
あいつは覚えてねぇんだろうけど…
あの日、お前が手を差し伸べてくれてなかったら俺は今もずっと腐ったままだった。
最初は礼をしたいだけだった。
だけど、いくらあの場所で待ってもお前が現れることはなかった。
それからずっと探したが、見つからなかった。
だから、入学式でお前を見た時、すぐ話しかけようと思って近づいた。
………声が出なかった。
それだけじゃない。
急に激しい動悸に教われ、身体中が熱くなった。
風邪を移してはならない。そう思い、その日はやめることにした。
しかし、いくら日を空けても、お前に話しかけようとすると喉の不調、動悸、発熱。これらの症状が必ず出る。
……………………。
どうしたらいいんだ…!!
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