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Novel〜孕〜 ７☆ ★ 「んっ…、ふ、ぅう…」 「口を開け臣。まわりに聞こえねぇようにしてるから」 歳月を経て、衰えるどころかますます敏感になっていく自分の体を恥じるように臣は「でも」と煉鬼の顔をみた。 「れ、煉鬼様が見てるから…」 恥ずかしい、と口の中でもごもご言う。そんな嫁の姿は、煉鬼に一瞬、このまま貫いてしまいたい欲求を抱かせるほどだった。 「俺は見たい。なぁ、臣のよがってる声を聞かせてくれ」 さすがにいきなりは辛かろうと、どうにかその欲求を抑え付けて、煉鬼は組み敷いた臣の顎先を舐めた。 潤んだ目で臣が見上げながら、口元を隠していた手を退ける。にやりと笑って、繋がる口を指先で撫でた。 「ひぁあっ、れ、煉…ッ」 「いい調子だ」 首にかぶりつく。すっかり喉仏が現れたそこは、最近の煉鬼のお気に入りらしく、そこから赤い跡が消えることがない。 そのため臣はいつも、手ぬぐいを巻くはめになるのだが、嫌ではないので好きにさせていた。 「あぁっ指がぁ」 臣の腰が揺れる。たまらなくなってきて、煉鬼は己の額に意識を集中させた。 「今日は馬鹿になってみるか」 「え、？ あ、だ、駄目！角…、あぁあアッ」 ★ ［*前へ］［次へ#］ [戻る]  |