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Novel〜孕〜
12☆




仰け反り、ガクガクと逃げを打つ体を、竜逞は簡単に抑えつけて、肉棒を、大男の体に見合ったとてつもない大きさの一物を、実の汁で濡れているそこに突き刺す。

「ひぃッ…!ひぃあァーッ!!

痛っ…痛い…ッ!!」

目の前が真っ赤になるような鋭い痛みと熱。
赤い実の媚薬効果を持ってしても、竜逞の大きさに、体はただ悲鳴をあげるしかなかった。

「あぁアアぁー!!!」

喉を晒して、絶叫する。尻に逞しい腿が当たったことで、全部おさめられてしまったのだと頭の隅の方でぼんやり理解した。

そして指一本動かせない惣之助の前に、牛男と木の顔がやってくる。

「ほほっ意外に広がるもんじゃのぅ」

「みっちみちだけどな」

楽しそうに笑い合う声など、惣之助の耳には届いていないようだ。

「どうじゃ。具合は」

「気持いいな。痛いくらいに」

大男の返事に牛男がははっと笑う。

「お前がそんな冗談言うなんてな。こりゃ相当期待できるぜ」

「だが、流石に動かし難い。手伝ってくれ」

「あぅ…ッ、あっ、やァ…ッ」



目の前の異形が、楽しげに答える。

「「心得た」」






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