A HAPPY NEW YEAR(ガイルク) TALES OF THE ABYSS/ガイ×ルーク 遠くの方で除夜の鐘がなってる。 年越しだ。 「あけまして、おめでとうございます」 「おめでとう、ございます」 ひよこ。 が、いま俺の目の前できなこ餅を頬張っている。 美味そうに食うなぁこいつ…。 「…っ!」 「お、どうした?」 喉にでも詰まったか? 「そっそんなに眺めたって、俺の餅はやらないからな!!」 「……」 俺の心配を返せ。 「いや、別に狙ってなんかないさ。ただ、美味そうに食うなぁ、と思ってさ」 「そうか?」 ほら、そう言ってる間にも次の餅へ手を伸ばす。 食いしん坊…○歳 「ん!」 「ん?」 不意に俺の眼前にきなこまみれの餅を突き出す。 粉、舞ってるんだが… 「な、なんだ?ルーク」 「ガイの分!」 「さっきは"やらない"って言ってたじゃないか」 「あっあれは……言葉のアヤだ!」 「そーですか…」 ほんと、ころころ目まぐるしく変わるんだから。 目が離せない 「じゃあ、有り難く頂きますよ。ルーク様」 ぱくっ 突き出された餅をそのまま食べた。 ぁーうん。美味いな 「ご馳走様」 「美味かった?」 「あぁ、美味かった。それと」 「…それと?」 「間接キスも」 「…………………」 ぼんっ あ、爆発した 「んなんなんな……っ!」 気付いてなかったのか。 「ガ…ガ…!!」 「お前鈍いな…」 「がいのえっち!!」 「なんでそーなる」 まるで俺がケダモノみたいじゃないか。 ぁ、いや、必ずしも否定はできないが…。 うん。とりあえず、 ご馳走様。 アビスでガイルクでした。 久しぶりすぎてキャラが掴めてないうえに、めっちゃぐだぐだ(汗 しかもガイ様変態くさいよ。 ぐだぐだ文ですがこんな感じで…(笑) BACKNEXT [戻る] |