POEM
従順に欲望。
盛られたのは、
ワインの中に
ピンクの意味深。
荒くなる息、
落ち着いた君、
目の前で
目眩がしそうなほど
美しく微笑った。
僕の半開きの唇を
君がそっとなぞれば
ただ、その手に溺れるだけ
安心感と
包容力のある君の手は、
今は邪魔で、
傷つくほど
キツく抱きしめてほしいのに
でも、
ただ優しく、
柔く、
僕をなでるだけ。
焦らされて
頭ン中ぐちゃぐちゃ
愛してるから、
もう愛してるから、
もっと激しく、
激しく抱いて
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