├再びドラクエV ナイトミラーマン ここはサマンオサ城。 この城の王は、実はバケモノだという噂があった。そこで、勇気ある青年が王の正体を探るべく、城に忍び込んだのだが‥‥‥ 青年「王の正体、今日こそ暴いてやる」 ‥‥‥ 青年「えーと、確か王の部屋はこっちだったよな‥‥って誰に聞いてんだ俺」 ‥‥‥ 青年「よし、この真上のはずだ。見てろよ〜、カジノで入手したラーの鏡で王の正体を‥‥」 ゴソゴソ‥‥ ガタガタ‥‥ カパッ‥‥ 青年「これでよし。さて、ラーの鏡よ、王の正体を暴きたまえって、あれっ」 メイド「あ‥‥‥」 青年「‥‥‥」 メイド「‥‥‥」 青年「‥‥‥」 メイド「‥‥‥」 青年「ど、どうも、こ、こんばんは〜」 メイド「キャァーーーーーーーーーッ覗きーーーーーッ」 青年「い、いや、これには水たまりよりも、深〜〜〜い訳が」 兵士「何事だ」 メイド「この人が私の部屋を覗いてたんです」兵士「この変態め覚悟しろ」 青年「ちょ、ちょっと待って〜確かに覗きだけど、覗きじゃないんだーーーっ」 兵士「何を訳の分からん事を」 こうして、青年は捕まって投獄された。そして、たかが覗きの為だけに城に侵入したという知らせを聞いた町の人々は、この青年の勇気ある行動を称えて、青年にナイトミラーマンという名を付けたのだった。 そして、王様の正体は永遠に謎のままであった めでたしめでたし END [前へ] |