ぴーかぴーか光る


はい。
あんだけ説明してあげたのに、幸村は一日もたたずに帰りました。
ちくしょー!説明時間を返せ!

もういいです。
夢見てたんだってことにしておきます。
そうしましょう。


とりあえず何事もなかったかのようにわたしは、約束通り遊びに行くことにしましたよ。
だって、ねえ?
ほら、現実を見なきゃ、うん。



そんなこんなで帰宅。
夕飯は面倒くさいからカップラーメンで済ませて、さあデザートでも食べようじゃないか。
今夜はプリンにしよう。

「あー、プリンってなんでこんなに美味しいの」

独り言が出てしまうくらい美味い。
プリンをスプーンに乗せては口へと運び、さあカラメルのラストスパート!って所でリビングのテレビが光った。


「え?」


あれれ、目の前が眩しく・・・


(ぴーかぴーか光る)






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