とりあえず正座
朝起きたら目の前に
「・・・だれ?」
知らない男の子がいました。
「・・・不法侵入?」
「そ、某・・・ッ!」
「ソレガシ?」
アレレ、わたしこの子知ってます。
いえ、知ってるかもしれません。
でもどうか違うと言ってください。
「・・・あの〜、つかぬ事をお聞きしますが・・・あなた真田さんとこの幸村さんですか?」
「ぬっ?!そなた何故某の名を?!」
わーわーわー!
待った待った待った!!!
え、なんで幸村がいるの?
ここはどこ?あんたは誰?!←
「えっと、幸村?何故ここに?」
「それが、某にも解らぬのだ。朝起きたらそこに転がってったのだ!」
そこ、とわたしの部屋の床を指す。
「・・・・・」
「・・・・・」
「とりあえず、わたしの名前はゆきです」
「某は真田幸村と申す」
とりあえず落ち着いたのでわたしのベッドに正座で向かい合って自己紹介してみました。
(とりあえず正座)
→
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!