犬鹿狼




あーだったこーだったと昔話(と言ってもまだ学生)をしていたんだ。

そう彼等と。


「実はあたし、ホグワーツに通いたくなかったのよねー..」



ぽつり、

言ってしまった


「きみが?今じゃ誰よりも楽しんでるのにかい?」

「だって来てしまったからには楽しまなきゃでしょ?」


あたし、ウジウジ後悔してるタイプじゃないもん。




「でもよー、ホグワーツに行きたくないやつとかいるんだな?」

初めて聞いた、とシリウス。


「まあ中にはいるんじゃない、かな?」

笑顔でチョコ片手に、リーマス。


「でもなまえが...でしょ?」

アリエナイって顔しないでよ、ジェームズ。

みんなしてあたしを何だと思ってるの?







そのまま理由を聞かれたが答えてない。

だから彼等は勝手に予想し初めてる。


「..んーじゃあ、マグルだからとかかい?」

「こいつがそんなの気にするか?」

「じゃあ遠いから、とか?」










「あれじゃねぇ?妄想でホームシックになったからとか」

「ちょっとシリウス、アンタねぇ...」


妄想はするけどそんな妄想なんてしないもんね!




「ねぇなまえ、もういいだろう?答え教えてよ」

「...言ったら絶対笑うからやだ」

「笑うようなことなの?」

「笑うよ絶対!」




だって、

ゴーストが怖かったからだなんて!










案の定大笑いしたシリウスにはパンチをプレゼントしました!


(内緒の理由)



080326




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