シリウス



「オイ、そこのブス」

「誰がブスよ」



振り向かなければよかったんです



「ってえええぇえ!ちっさ!」


憎たらしいシリウスの声がしたからと振り向いて見ればそこにはちっさいシリウスが。


「アンタ何してんのよ?新しい遊び?」

「ンなわけあるか!」

「じゃあ何よ、ただの趣味とか?うわっきもっ」

「お前マジ黙れ」






いたずらしようとしたら薬品が混じってこうなっちゃったらしい。

アンタ一体何処で何しようとしたのよ。(あ、悪戯か。)




「それにしてもアンタ、ちっさくなっても可愛いげのカケラもないのね」

「お前よりマシだ」

「何言ってんのよ、あたしちっちゃい頃なんて天使のようななまえちゃんって言われたんだから」

「ハッ、頭がやばいのはその頃からかよ」


鼻で笑いましたよ、この男。



「あーもういいわ。で、アンタなんであたしに話し掛けてきたのよ」


あたしだって忙しいんだから!








「腹が減った」


「知らないよ!」


あたしはアンタのママじゃないわっ!


(いたずら失敗)






(次の日、起きたら戻ってたらしいよ。)


080323



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あきゅろす。
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