ぬらりひょんの孫 〜天狐の血を継ぐ陰陽師〜
第四十七夜 闇に呑まれし者
―遠野・妖の隠れ里―
『あ〜もうじれったいわね!』
目前にある結界、遠野の隠れ里を睨みながら太陰はストレスを発散させるかのように叫んだ。
『少しは落ち着いたらどうだ太陰』
強風に煽られて飛んでくる木の葉を避けながら玄武は太陰をなだめる。
こちらに来てはや十日、白虎の風が報せてくるのは敗北の報ばかり。焦るのも仕方ないのだが…
『もう待てない! この里の結界をぶち破って強引にでも連れて行くわよ』
太陰の周囲で風が渦巻く。神気を孕んだそれは遠野の里を喰い破らん獰猛に荒れ狂う。
『だから落ちつけ太陰。お前の風ではこの里そのものを消滅させかねん。余計な恨み事は避けた方が良いだろう?』
実際、苛立っている太陰の風を叩きつけられればいくら遠野の里が強靭であろうと森の一部が吹き飛ぶくらいの被害は出るだろう。
『でもこれ以上は…!』
そう言う太陰の前の結界に亀裂が生まれる。そこから飛び出してきたのは…
『奴良リクオ…ようやくか』
玄武は太陰が暴走しなかったことの安堵のため息を漏らしながらリクオとその後ろにいる妖達に声をかけた。
「!……」
突如として現れた明らかに人外の者である二人。遠野衆は即座に身構える。幼子の容姿をしていようとも油断は無い。
敵意を当てられて太陰の神気を孕んだ風が吹きすさぶ。
「ちょっ…みんな落ちついて!」
あわや戦闘開始かとなるところにリクオは慌てて止めに入った。
「えっと…昌彰さんの式神…?」
自信の無さげな声に玄武は自分達がリクオに直接の面識がないことを思い出した。
『そうだ。我は十二神将が一人、玄武』
ついと太陰に目を向けると太陰も戦意と神気を抑えて名乗る。
『同じく十二神将、太陰』
『我が主の命により奴良リクオ。汝を迎えに参じた次第』
††††
夕刻・奴良組本家
強烈な音を立てて門が開かれる。
「リ、リクオ様!?」「帰ってきたぁ!」
敵襲かと騒ぎになりかけるがその先頭にいたリクオの姿に歓声が上がる。
『なんとか日が落ち切る前に着いたわね』
満足げに笑う太陰を尻目に…
「うぅ…酔った…かも…」「私も…ぅぅ…」
「うぉい冷麗! 紫!? こんなところで吐くなよ!? イタク! 他の連中の世話頼む!」
冷麗をはじめとした遠野妖怪たちは大半が具合が悪そうにしていた。平然としているのは淡島とイタクくらいである。
『妖怪のくせにだらしないわね…』
『いや、初めて太陰の風に乗れば大抵の者はそうなると思うのだが…』
玄武の指摘を太陰は一睨みして黙らせると再び風で自身と玄武を包んだ。
『それじゃリクオ、淡島。後は自分達でどうにか京都まで来なさいよ!』
そう言い残して太陰は正に風のごとく去っていった。
「…リクオ様おかえりなさいませ!」
圧倒されていた奴良組の妖怪たちだが、とりあえず一番早く立ち直った黒田坊が進み出た。
「してこの者達は? 奴良組の妖怪以外は原則本家に入れませんが…」
黒田坊はそう言いながら錫杖を構える。
「おい坊さん、具合悪そうな女がいんのに第一声がそれかよ…手くらい貸してもばちは当たらないと思うぜ?」
「…雪女、世話をしてやれ。そこの河童、池なら庭にある。そこで休むといい。他の者は庭でよければ好きに休め。それで構いませんかリクオ様」
一瞬ばつが悪そうに顔を顰めるが、正論であるが故に淡島の言葉に従った。
††††
同刻・京都―九坂神社
「清十字団in京都〜!」
京都に来てもテンションの高さは変わらない、いやむしろ上がっているのは清十字団団長、清継。
リクオがいないながらも強行するのは信頼しているからなのだろうが傍から見ればただの暴君である。
まあそれは今に始まったことではないので誰も気にしていないが。
「ん…」
「ん? 鳥居どうした?」
目的地となっている九坂神社。そこに足を踏み入れようとした際、鳥居は何か嫌な予感を覚えて躊躇った。
「ううん、何でもない」
「なら早く行こうぜ。清継に置いてかれちまう」
「あ、うん。そうだね」
だが鳥居はそれを振り切って境内へ入る。そこに何が潜んでいるかを知らずに…
―――
(鳥居殿…これは些か、いやかなりマズイ状況では…)
ふよふよと鳥居の側を漂っているのは浮世絵総合病院の祠に祀られている千羽だった。
祖母のひばりが回復してからも祠の掃除をしたりお供えを持っていったりと足しげく祠に通う鳥居に対して、千羽は何か出来ないかと奴良組を通じて昌彰に依頼したのだ。
昌彰は快癒の咒を行った際の依り代―千羽鶴の一羽を護符となして鳥居に渡していた。
千羽の力がさほど強くない今、効果としてはちょっとした怪我や事故を防ぐくらいしかない。
しかしその真価は別にある。土地神とはいえ神の依り代となった物にはその力の片鱗が宿る。一枚の折り鶴であろうとそれは分御霊となりうる。
(もはや京都がここまでの状況とは…)
一介の土地神でしかない千羽にとって京都は未知の土地。だがこの状況が普通でないことくらいは理解できた。
神域であるはずの境内さえも妖気に満ちている。とりわけ今鳥居達が入っていった先には複数の妖気を持つ存在がある。
(このままでは…)
千羽は鳥居の側を離れ、上空へと浮かび上がった。闇に包まれた街…しかし、そこには確かに光《希望》が存在した。
―――
「っと!」
「どうかしたのかい巻さん!?」
最後尾でいきなり声を上げた鳥居に先頭にいた清継が声をかける。その眼は何か見つけたのかと期待に輝いていた。
「いや、ちょっと靴ひもが切れちゃって…」
しゃがみこんでいた巻は何でもないという風に苦笑して見せる。
清継はなんだとばかりに落胆の表情を浮かべた。
「あ、みんなは先に行ってて。すぐに追いつくからさ」
「で、でも一人では危ないんじゃ…」
巻がそう言うと清継は気を取り直したように先に行こうとした。それを慌ててカナが呼びとめる。
「あ、私が一緒に残るから大丈夫だよ」
鳥居が笑ってそう言うとカナも引きずられるようにして先に行ってしまう。
残された二人の懐中電灯が参道に頼りなさげな光を投げる。
「どうしたの鳥居? 気になるなら先に行っててもよかったのに」
落ちつかないようにあちこちに視線を向ける鳥居に巻は問いかける。
「ううん…なんか…嫌な予感がして…」
巻を一人で置いていくわけにはいかない。そんな漠然とした予感から鳥居はここに残ったのだ。
そして…
「えっ…」
それは悪い方向で的中した。
闇に包まれた参道の脇、そこから現れるのは漆黒と赤銅の鬼。
「ヒヒ…わざわざ自分達からノコノコやってくるとはな…」
赤銅の鬼は嘴のように尖った口を歪ませる。
「新鮮な生き肝…羽衣狐様に献上するのだ」
「ひっ!?」
巻と鳥居はどうにか逃げようとする。だが、畏に当てられた身体は思うように動かない。
「鳥居、逃げて…」
巻は震える口でどうにかそう言った。腰が抜けて動けない自分の巻き添えにするわけにはいかない。
だが、鳥居は首を横に振った。逆に巻を庇うように立ち塞がる。
赤銅の鬼がせせら笑いながら鳥居へと手を伸ばした。
「『放たるる風、さながら白刃のごとく』!」
その言葉とともに上空から飛来した白銀の風が刃となって赤銅の鬼を切り刻む。赤銅の鬼は鳥居に触れることすらできず塵と化して消えていった。
「ぬっ!?」
一撃で相方を消し飛ばされた漆黒の鬼は一旦距離を取ろうと飛び退る。だが…
『甘い』
逃げた先には闇を切り裂く二振りの筆架叉が待ち構えていた。
勾陣は一刀のもとに漆黒の鬼を斬り伏せると倒れている巻の方へむかう。
『怪我はないか?』
「は、はい」
巻を助け起こす勾陣の横に昌彰が降り立った。
「ま、昌彰さん!? どうしてここに…?」
「説明は後だ。今はゆらと合流する」
そう言って昌彰は本殿の方を見やった。
††††
―花開院本家―
「―というのが現在の状況だ…」
客間に通された清十字団の面々は昌彰とゆらから説明を受けていた。
「義兄さん達…花開院家の三強がやられたって…」
鹿金寺戦で雅次と破戸は重傷。残る秋房は行方不明、おそらくは京妖怪たちの手に落ちた。
「どちらにしろ第三の封印は破られてしもた。これ以上進まれると京は…洛中は妖で溢れ返ることになる…」
今のところ妖は夜に活動できるほどでしかない。しかしこれ以上の侵攻を許せばどうなるかはわかりきっている。
「まさか京都がそんな状態になってるなんて…」
頭を抱える清継に、不安に顔を曇らせる清十字団の面々。
「で、京都に留まるならば下手な宿よりここにいた方が安全だが…。清継、宿はどこをとってある?」
「えっ…?」
昌彰の問いに清継は固まった。その様子に昌彰は顔を引き攣らせる
「まさか取ってないとか言わないでくれよ?」
「アハハハ…」
固まったまま乾いた笑いを漏らす清継に昌彰もゆらも溜息を禁じえなかった。
「…はぁ、頼むから事前に相談するか連絡をしてくれ…」
そう呟いて昌彰とゆらが立ち上がる。
「後の事はお手伝いの人に任せておく。ひとまずここにいれば安全だろ」
「昌彰さん…」「まさか…」
昌彰の言葉にひっかかりを覚えた鳥居に巻は呼びとめる。
「うちらは相剋寺に行く。今夜…来るんや」
「なんで二人とも逃げないの!?」「そうだよ! まだ中学生なんだよ!?」
鳥居達は口々に呼びとめる。だが、二人は決して振りかえらない。
「逃げた人もおるよ。自分の命を守るために…」
「だが俺らは陰陽師だ。守るものを捨てて逃げるわけにはいかん」
††††
―第二の封印・相剋寺
外周を囲むのは呪力迸る青白い結界。
福寿流が総力を注ぎ込んだ排魔の結界だ。その強度は十二神将最強の結界の織り手、天空の物に比肩する。
その中でゆらは一人溜息をついた。なんとか総力を挙げての防衛に長老衆を納得させることのできた安堵が半分。これは福寿流の努力も大きい。そしてもう半分は未だに行方の知れない秋房の事だ。
ゆらにとって秋房は昌彰にとっての成昌と同じく実践における術の師でもある。その秋房がそう簡単にやられたとはゆらには考えられなかった。
(昌彰の占では“死んでない”って出た…。なら…)
「来たぞ! 奴らだ!」
ゆらの思考は敵襲を告げる声に遮られた。正面の結界が内側に撓む。
「ここが踏ん張りどころだ! 食い止めろ!」
福寿流の声に、結界を構成する呪力の密度が増す。この戦いの要はこの結界をいかに維持するかだ。
結界の外から鬨の声が上がる。それが戦端の開かれた合図だった。
―――
「来た…」
昌彰は相剋寺の境内の外、即ち結界の外側にいた。共に控えるのは本家や各分家の若い術師。それらが昌彰の合図を受けて一斉に詠唱を始める。
「「「『『臨める兵、闘う者。皆陣列れて前に在り』!!』」」」
斉唱された呪文が霊力の刃となり、威力を増して結界に足止めされた百鬼夜行の土手っ腹を撃ち抜いた。
―――
「よし! 押しているぞ!」「このままいけば…」
福寿流の術師達は結界の維持に意識を集中しながらも外の戦況に注視していた。
押し寄せてくる第一陣を結界で押しとどめて外に待機していた八十流と愛華流と本家が挟撃する。
事実この作戦が功を奏したのか前衛にいた妖は浮足立ち、どうにか結界を突破しようと足掻くが福寿流の術師総力を成した結界だ。そう簡単に破れるはずがない。
逆に外にいる術師達に襲い掛かる者もいるが現場で戦っている若き精鋭の術者達の前には半ば玉砕でしかなかった。
既に前衛の半分程の妖を滅している。まだ本陣にいる妖も多いだろうがこの調子なら…
「気を抜くな! まだ後続がいる! ここで食い止めるのが我々の務めだ!」
陣頭で指揮を執る雅次の父親が叫ぶ。それと同時に結界が最初と同様、いやそれ以上の衝撃を受けた。負荷に耐えきれずに結界が軋む。
「「「!!」」」
福寿流の面々に緊張が走る。八十の術者達が一時的に下がったことで後陣にいた妖が前に出てきたのだ。勾陣と朱雀が防いでいるがそれでも全てを止めることはできるはずもない。
福寿流は即座に印を結び、それぞれに術者も玉串を振り上げた。さらなる呪力を注ぎこまれて結界はその強度を増し、押し返す。
「よし! このまま…っ!?」
福寿流は驚愕した。己の胸に突き立てられた刃に。その刃はまるで結界を無きものかのように切り裂き、福寿流の心臓を穿ったのだ。
「ガハッ…」
血を吐き崩れ落ちる福寿流の前に現れるのは鮮血に塗れた槍を引き抜く秋房の姿だった。
―――
「なっ…」「馬鹿な…」
福寿流の結界が破られた。しかもそれを破ったのは行方をくらませていた秋房。動揺は外にいる昌彰達にまで伝播する。
戦力の大部分を外周に配しているため、内部の戦力はさほど多くない。結界が破られれば…
「くっ…! 太裳!」
昌彰は温存していた戦力を解き放つ決断をした。
即座に顕現した白い大陸風の官服を纏った青年の神将―太裳は無言で結界を展開した。
『そう長くは持ちません。お早く』
秋房が結界を破ったことによって敵の本陣も前線へ出てきている。幹部級の攻撃であれば太裳の結界といえど限界がある。
「わかっている。愛華は福寿の援護に! 八十と本家は侵入した妖を滅する! 急げ!」
―――
「くぅ…」
福寿流は最後の力を振り絞って術を行使した。それは破られた結界の反動を全て自分に移しかえる術。
これによって最早風前の灯火でしかなかった福寿流の命は燃え尽きる。だがそれは決して無駄ではなかった。
「ちくしょう! 固ぇ!」「なんだってんだ!? これさえあれば結界は…」
妖達が持つ妖刀。普通の結界ならば容易く、それこそ紙を斬るように両断出来る代物だ。だがその力はも万能ではない。ゆえに対策を施しさえすれば結界で押しとどめることも不可能ではない。
「『式神 貪狼! 武曲!』」
足止めされた妖達を貪狼が食いちぎり、背後にまわろうとしていたもう一体を武曲の槍が切り裂く。
「ゆらか! 助かった」
秋房に斬り込まれた正面以外の戦線は辛うじて侵攻を抑え込んでいた。内部にいたゆらは式神を各戦線に送り、自身も正面の援護に回っていた。
「これ以上は危険や! 本殿の警護にまわって!」
いくら対策を施した結界で防げるとはいえ、囲まれてしまえばじり貧になり、各個撃破される。
「(外にいた昌彰達が合流したはず。夜明けまで守り抜けば…)武曲! ここはええから福寿流の援護に回って! 本殿さえ破られんかったらこっちの勝ちや!」
『承知!』
貪狼と武曲が本殿の方へ福寿流と共に向かうのを感じてゆらは前線へと走り出した。ここからでも妖気と呪力のぶつかり合いが感じられる。
(急がんと…)
「護衛のはずの式神を全員送りだすとはな…大丈夫なのか、ゆら?」
横合いから放たれた声にゆらは思わず足を止めた。その声は待ち望んでいたもの…しかしその声の主はここにはいないはずだった。
「秋房…兄ちゃん…」
「さすが昌彰だな。ここまでの連携には目を瞠るものがあるよ」
おかげで私が出ざるを得なかったと秋房は嗤う。その貌は本当に人なのかと疑うほど禍々しく、おぞましいものだった。
「あんた…何者や?」
ゆらは油断なく左手を構えた。自分の知る秋房は、こんな男ではない。
「私は秋房だ…。花開院家を統べ、当主となる…そのために」
そう言って秋房は騎億を構える。
「倒させてもらうぞ、ゆら。お前も、昌彰もだ」
その宣言を受けてゆらは目を細めた。何があったか知らないが、今の秋房は正気を失っている。
「なら…」
目の前にいるのは倒すべき敵だ。ここで倒して秋房を取り戻す。
「うちが秋房…あんたを倒す!」
―――
あとがき
昌彰「おい…なんで更新されている?」
琥珀「いや〜やっぱり試験前って筆が進むね!(キラッ)」
昌彰「………」
琥珀「あれ? なんで無言で呪符を、ってフギャァァアァァ!?」
昌彰「まあこのバカは放っておいて今話の解説に行こう。今回はリクオの遠野からの帰還、清十字団の京都来訪、そして相剋寺戦(前半)となっている。全体的に短くなっているのは下手に書こうとするとテンポが悪くなるから短く切ったらしい」
琥珀「本当は戦闘描写(集団戦)を書こうかと思ったけど、くどくなりそうだし、なんか矛盾が出てきそうだし、展開もややこしくなるしでやめました」
昌彰「しかしなんで俺が指揮を? さすがに十四の子どもに従うか?」
琥珀「いや、君はけっこう慕われてるよ? たぶん三強と同じくらいには(若い人限定で)。十一から戦場に出てたんだから」
昌彰「だとしても分家の長老衆(老害)が許すはずがないんじゃ? 俺は嫌われてるんだろ?」
琥珀「そこは福寿流が頑張ってくれたんだよ。詳しく描写はしてないけど雅次さんと破戸さんは救出されてます。それを恩義に感じた福寿流が長老衆を抑えてくれたんだ」
昌彰「なんでそこで秋房さんも救出できなかったし?」
琥珀「戦力が足りなかったんだよ。いま君が召喚できるのは計七人。遠野に派遣した玄武と太陰を除くと残り五名。君の側に残るのを一人に絞っても出せるのは三人が限界だったんだ」
昌彰「ん? 数が合わなくないか? もう一人はどこに?」
琥珀「それを言ったらネタばれになるからね。ヒントを言うと救出に差し向けたのは朱雀、太裳、白虎の三人だってこと」
昌彰「何故その三人?」
琥珀「まあそれがヒントだよ」
昌彰「で? 次はいつになる予定だ?」
琥珀「今度こそ本当に未定。試験次第だね」
昌彰「というわけで読んで頂いている読者の皆様、毎度のことですがまたしばらくお待ちください」
琥珀「毎年なんとかなっているのでどうにかなるとは思いますが…。それではまた次回お会いしましょう」
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