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ぬらりひょんの孫 〜天狐の血を継ぐ陰陽師〜
第三十夜  白昼夜 〜交差する探偵と魔術師と陰陽師〜H
「これで、よし…」

昌彰は立ち上がって膝についていた土を払った。

「こっちも準備完了です。それにしても…」

昌彰と零牙の目の前にあるのは切妻《きりづま》造りの白木でできた社だが…。

最早、社というより小さい神社と言った方が似合うほどの代物だ。

『愛宕天狗の匠達の作だ。かつて頭領が見た伊勢神宮の本殿を模したらしい…』

運んできた白虎も苦笑している。昨夜白虎に京都の愛宕天狗の里へ飛んでもらい至急作ってもらった品だ。

「始めるぞ、零牙。朱雀と天一も…」

社の正面に立った昌彰の言葉に零牙は無言で頷くとその隣に並ぶ。

その後ろに朱雀と天一が控えている。

「『天照皇大神《あまてらしますすめおおがみ》の宣《のたまわ》く、人は則《すなわ》ち天下《あめがした》の神物《みたまもの》なり、須《すべから》く静謐《しずまること》を掌《つかさど》る心は則ち神明《かみとかみ》との本主《もとのあるじ》たり!』」

昌彰の祝詞が霊脈の歪みにより凝っていた呪力を浄化する。

凝った呪力が消え失せた霊木は神籬としての本来の器を取り戻す。

「天一、朱雀」

『畏まりました』『承知』

天一の土の神気が此の地に流れる霊脈に干渉する。

歪んだ流れをただすために天一は神気を放出し続ける。隣で支える朱雀は自らの神気を天一に注いでいた。

火生土、五行相生の理に則り火将朱雀の神気が天一の神気を補い増幅する。

流れの戻った霊脈の呪力が正常に取り込まれ、神木は神籬としての機能を取り戻す。

「『汝は夏、汝は法則、汝は収穫。さればあるがままに為せ、イェーラ』」

零牙の呪句によって霊木の四方に埋められた石板に力が宿る。

《イェーラ》―それは収穫を表すルーン。

零牙の魔力を纏ったルーンは生命を育み、成長させる力を宿す。

四方を囲むそれらによって再生を促された霊木は本来の器、機能、そして力を取り戻した。

「っ…ご苦労だった二人とも」

『…このまま戻って構わんな?というか戻らせてもらうぞ』

朱雀は昌彰のねぎらいの言葉を聞くと、許可を求めつつも勝手に天一を抱え、隠形した。

「まだ完全に終わったわけじゃないんだがな…」

苦笑を漏らしつつ、昌彰は拍手を打った。

「『祓いたまい、清めたまう…』」

昌彰は境内を念入りに祓う。夜の闇を切り裂くように霊気が研ぎ澄まされていく。

そして紙垂《しで》をつけた榊を玉串として社の榊立てに据えた。

榊は神籬《ひもろぎ》。神を迎えるための依り代だ。

境内の四隅に幣《ぬさ》を立て、祓詞《はらえことば》で内部を浄化する。

そして浮世絵町から持ってきた包みを解いた。

出てきたのは一本の酒。奴良組が持つ酒蔵の中でも最高級にあたる妖銘酒の大吟醸だ。

このクラスになると妖酒というよりも霊酒となって、神酒《みき》として供えるに値する。

「『かけまくも…』」

両手を拝の形に合わせて、祝詞を唱え終えると拍手を打ち、昌彰は大きく息を吐いた。

これで準備は整った。

「『――あはりや、あそばすともうさん、あさくらに…』」

昌彰の招神の秘言が独特の韻律を以て夜の学園に響き渡る。

「『…桜花の神よ、降りましませ…』」

“桜花”―それが木ノ花の神木に宿る神の名。

学園の書庫に埋もれていた古文書より探し出した忘れ去られた名だった。

最後の秘言が闇に溶けると同時に、凄烈な神気が神木から立ち上る。

玉串の上に降り立ったのは痩身の儚げな女性の姿。

漆黒の髪は鬼女の時のような禍々しさはなく、黒い絹糸のような光沢を帯び、微かに神気を孕んで翻る。

その身から放たれる神気は彼女が紛れもなく神であることを昌彰達に知らしめる。

『正しき手順をもっての勧請、ゆえに我は応じた…何用だ陰陽師』

その鋭利な蒼天の双眸が昌彰を見下ろした。

「…知らぬこととはいえ、先日無礼を仕ったお詫びを申し上げに参上した次第…」

昌彰は一瞬その畏に呑まれかけるも、拳を握り締めてそう言い、膝を折って頭を垂れた。

「私からも友の致した非礼な行いについて謝罪を申し上げたく…」

零牙も続けて頭を下げた。昼のうちに龍之介に詰問してみれば、やはり先日のFFF団の追跡の際にこの神の社を破壊していたことを白状したのだ。

『………』

「願わくはそのお怒りを鎮めていただきたく…」

沈黙に耐えきれず零牙が言葉を重ねた。無言の神に対して頭を下げ続ける二人の背に脂汗が伝う。

『……くくっ』

重苦しい沈黙を破ったのは桜花の押し殺した笑い声だった。

『クッハハハ…速水零牙、似合わぬ殊勝な態度はやめたらどうだ?クククッ…』

先程までの厳格な空気など既に霧散している。

『護るために戦う、たとえ相手が神であろうと最後まで抗う。それがお主だろうに?』

「…まるで俺の事をいつも見ていたような口ぶりですね?」

己の過去を見透かしたような桜花の言葉に零牙は微かに眉を顰めて問い返した。

『当然だ。我を目覚めさせたのはお主だからな…』

口元に笑みを湛えたまま、桜花は零牙を見つめていた。

元々桜花は、天津神でも国津神でもない、この土地に宿り、この学校の生徒たちを見守って来た土地神である。

土地神は人々の信仰を力に変える。逆にいえば信仰を失えば力を失うということだ。下手をすれば存在そのものが消滅してしまう。

桜花の場合は神籬となる神木が霊脈の力を得ていたため、消滅することはなかったが、その存在は人々の記憶から薄れ、時の流れの中に埋もれていった。

時が流れれば人は変わる、街も変わる。大規模な区画整理などによって龍脈の流れもまた変わってしまった。

『力を失った我は霊木に宿ったまま眠りについた…。そして長い時の中で我の眠りは妨げられた』

力ある魔術師の来訪。それが眠っている桜花の意識を揺り起こした。

その魔術師こそが零牙。零牙が魔術を使うたびに、力を振るうたびに桜花は徐々に覚醒していったのだ。

そしてその繋がりを通して桜花は見てきた、零牙の過去を、そしてこの学園で友と歩んだ軌跡を。

『速水零牙、お主はここで何を得た?』

桜花は慈愛のこもった瞳で零牙を見据えた。母のように、あるいは姉《・》のように。

「…俺は……」

零牙はそこで言葉を切った。己に課された命令、立場としがらみが自らの想いを抑え込もうとする。

「零牙…」

かけられた声に零牙が昌彰の方を見れば穏やかに微笑む昌彰の顔があった。

『昌彰さん…俺は中には入れません…』

書庫を捜索する際、零牙は決して中に入ろうとしなかった。

イギリス清教から零牙に課せられた命令は『木ノ花グループの機密事項を奪取すること』。

命令に忠実に従うなら情報の宝庫である書庫に入れることを拒むはずがない。

「オレは…」

微かに頷いた零牙は桜花へと向き直る。

「…オレはここで、この学園で…共に歩む仲間を、共に闘う戦友を…」

零牙の脳裏を過るのは龍之介を始めとしたクラスメイト、修達本格推理委員会のメンバー、隣にいる昌彰やゆら、リクオ。

「…そして愛する人を見つけることが出来ました…」

そして、己を愛し、自らが護ると誓った少女。雅の笑顔…

「だから…この学園を、ここにいるみんなを護りたいんだ」

今までこの学園で築いてきた思い出。その思い出の中に偽りなどは何一つない。

零牙のその澄んだ眼差し、その瞳の奥に宿る意思。

その光を見て、桜花は笑みを深める。

『その言葉、確かに受け取ったぞ。速水零牙…』

そう言って桜花は身を翻した。

『我が力が必要な時は呼ぶがいい…。その言霊が真《まこと》ならば、我は呼びかけに応じよう…』

桜の葉がざわめく音。それを背景に桜花はそう言い置いて神木へと還っていった。

残された零牙と昌彰はただ静かに桜花の身体たる神木に頭を下げ続けていた。

††††

「で…なんでこうなってるんですか?昌彰さん…」

帰宅した零牙と昌彰を出迎えたのは魚河岸の鮪よろしく転がっている本格推理委員会+αのメンバーだった。

梢はソファーの隅で横になっており、それを押しのけるように椎と菜摘がそれぞれ太陰と玄武を抱きしめて眠っている。

ダイニングの方にいた修は圧力鍋相手に何かを語っており、ちょっと近づき難い。

まあ、テーブルに突っ伏している勾陣とあざみ先生。そして大量にあるグラスと床に転がっている空の妖銘酒の瓶から何が起こったのかは想像できなくもないが…。

妖銘酒で悪酔いしたあざみ先生にみんな飲まされたんだろう…。

(あざみ先生を抑えるために勾陣に渡しておいたはずだが、先に勾陣が潰れるとは…)

【注:妖銘酒にアルコール分は含まれておりません。含まれた呪力で酔っているような状態です】

【未成年の飲酒は法律で禁止されております!また飲酒運転は絶対にしてはいけません。同乗者にも罰則が科せられます。飲酒運転、ダメ!絶対!】

「レ〜イ〜」

唯一零牙達の帰宅に気づいた雅はさっきから零牙に抱きついていた。

しかも何故かメイド服で…。

「ミア!?なんでメイド服!?(いや…たぶん真優のやつがけしかけたんだろうな…)」

雅の着ている服に見憶えのある零牙はそうあたりをつける。

最後までついてくると言い張った雅の足止めを真優とゆらに頼んでいたわけだが…

「とりあえず零牙、お前は雅ちゃんを休ませろ。他のみんなはこっちでどうにかしとくから。白虎、天后頼む」

そう言って昌彰は白虎と天后を呼び出した。

『御意』『承知いたしました』

(え〜っと、ゆらは…)

昌彰は他のメンバーを白虎達に任せ、ゆらを探す。

リビングには見当たらない。そう言えば零牙の妹の真優も見当たらない。

「(ん…?地下室か…)ゆら…ここにいるの…か…」

扉を開けた瞬間、昌彰はその動きを止めた。

部屋の中には予想通りゆらと真優がいた。そこまではいい。

部屋の中には大量の衣装が保管されていた。(注:零牙の趣味です)これもいい。(オイ

真優は普段の修道服のまま隅っこで丸まって寝ていた。ここまでも問題はない。

ゆらはチャイナドレスを着ていた。しかも丈が異様に短い。

さらにそのまま眠っている…。つまりは、その色々とギリギリなわけだ。

再び昌彰の頭の中で天使と悪魔が言い争いを始める。

今度の勝負は長引き、訝しんだ天后が地下室にやってくるまで昌彰はフリーズしていた。

―――

「ほら、ミア」

「イヤ…」

零牙は雅を布団に寝かせて部屋を出ようとしたのだが、雅が零牙の服を掴んで引き留める。

「(参ったな…)なあ、他のみんなも休ませなきゃならないから手を放してくれませんか雅さん?」

零牙は雅から顔を背けつつ説得する。そうしなければ危ないのだ。主に理性とか理性とか理性とか…

それほど雅のメイド服姿の破壊力は凄まじいものがあったのだ。

「一緒にいてくれなきゃ…ヤダ…」

「〜〜〜ッ!(ミア…勘弁してくれ、これ以上は理性が…)わ、わかった…眠るまで一緒にいてやるから…」

恋人から上目遣いでそんな言葉を言われては拒むことなどできるはずもなく…

零牙は雅の布団の横に腰を下ろした。

すかさず雅が左手を伸ばして零牙の右手を握ってくる。

「ねぇレイ…」

「ん?どうした」

軽く手を引っ張られて、零牙は雅を上から覗き込むような格好になる。

「今夜は…一緒に寝て?」

「んなっ!?」

確かに今まで泊りがけで出かけて一緒に寝たことはある。だが、今回は話が違う。

零牙の自宅だ。つまり雅の家の真ん前。

「(万が一、岳《がく》さん(雅の保護者)にばれたら…間違いなく殺される!)いや…さすがにそれはな…」

若干顔をひきつらせながら零牙は逃げ道を探した。

「じゃあ……キスして…」

いつの間にか雅は普段と変わらない様子に戻っているが、零牙それに気づく余裕も無い。

それほどまでに零牙の理性は追い込まれているのだ。

雅は既に目を閉じている。いつの間にか掴まれていた手も緩んでいた。

「ミア…」

静かにそう呟くと零牙はそっと雅の唇に己の唇を重ねる。

誓いでもなんでもない…ただ想いを伝えるための口づけを…

††††

―翌日―

「すみません昌彰さん、ほとんど何も出来なくて…」

都心へと向かう電車のホームで零牙と雅は昌彰とゆらの見送りに来ていた。

他の面々は復活にもうしばらく時間がかかりそうなのでまだ眠ったままだ。

「気にしなくていいよ。元々デジカメを返すために来たわけだし…データは消されちゃったけど…」

今回の訪問での本来の目的のデジカメであったが、返す前に雅とゆらに見つかり、データ抹消の憂き目にあっている。

「ハハハ……また撮りますからそれこそ気にしないでください」

力なく零牙は苦笑した。

「ああ。それとお土産ありがとうな」

そう言って昌彰は紙袋を持ち上げる。

中身は昨日の解決祝いに出されるはずだった料理だ。

ちなみにそのせいで朝食もかなり豪勢なものだった。

「今度また、ゆっくりできる時に来てください。文化祭の時とか」

「ああ、その時はまたよろしく頼む」

そう言って昌彰と零牙は拳をぶつけあった。

「ゆら、そろそろ出るぞ」

昌彰は向こうで雅と話しているゆらを呼ぶ。

「あ、うん!じゃあねミアちゃん!(頑張るんよ!)」

ゆらは雅に何事かを囁いてこちらに駆け寄って来た。

ゆらが乗り込むと同時に発車を告げるアラームが鳴り響く。

「じゃあまたな!零牙、雅ちゃん!」

「またねミアちゃん!零牙くんも!」

「もちろんです!昌彰さん、ゆらさんもお元気で!」

「ゆらさん、昌彰さんまた会いましょう!」

窓から身を乗り出すようにして別れを惜しむ四人。

電車は徐々に速度を上げ、やがてお互いの視界から消えていった。

―――

「そう言えばゆら、雅ちゃんと何を話してたんだ?」

ボックス席に座りなおした昌彰はゆらにそう聞いた。

「ん?ああ、おまじないを教えとったんや…悪いものが寄ってこないようにするおまじない」

「ああ、あれか…」

とてもいい笑顔でそう言うゆらに昌彰は苦笑すると携帯を開いた。

―――

「行っちゃったね」

少し寂しそうな声音で雅はそう呟いた。

「そうだな…。そろそろ戻った方がいいかな。たぶん他のみんなもそろそろ起きだすだろうし…」

「そうだね…」

零牙に促されて雅は改札の出口へと足を向ける。

「えっと…『ナウバギャバティアミリティアランジャヤタタギャタウン』」

零牙は歩きながら雅が呟いた呪文を聞き咎めた。

「ミア…その呪文…」

以前同じ呪文を昌彰が唱えていたのを聞いたことがあったから。

「あ、コレ?ゆらさんに教えてもらったんだ。レイに悪いものが寄り憑かないようにするおまじない」

嬉しそうにそう言って雅は再び呪文を唱える。

「『ナウバギャバティ…』(悪しきものが近寄ってきませんように…)」

一語一語に願いを込めて。

「『アミリティアランジャヤ』(怪我をしませんように)」

ただ愛しい人に危険が訪れることがないように。

「『タタギャタウン』(そして…レイが無事に帰ってきますように…)」

最後には必ず自分の許に帰って来てくれるように…

ただ一途な願いを込めて…。

(…確か、この呪文って悪いムシを寄せ付けないようにする呪文じゃなかったけ?)

以前昌彰から教えてもらった時のことを思い出して零牙は口元がヒクつくのをどうにか抑え込んだ。

それと同時に白い方の携帯が鳴る。

(昌彰さんから?…何か忘れ物でもあったのかな?)

そう思いながら零牙はメールを開いた。

『同じ呪文でも込められた想いで結果は変わってくる。大切なのは唱える心だよ。雅ちゃんの想いがそのまま効力になる』

まるで零牙の心の内を見透かしたようなメール。それを読んで零牙は苦笑した。

「(想い…か…)『ナウバギャバティアミリティ…』」

零牙は先程雅が唱えた呪文を反芻する。

「『アランジャヤタタギャタウン』」

ミアは絶対にオレが護るという決意を込めながら…

琥珀「コラボ編ついに終幕です!」

昌彰「異常に遅くなったのはこの際置いておこう。無事に終わったことが第一だ」

零牙「長かったですね…」

琥珀「ハハハ…コラボをお受けして約一年くらいになるかな?」

昌彰「長すぎだっての…」

琥珀「まあ、きちんと完成させられて一安心です。この最終話は途中で着陸地点を見失って迷走したりしたから」

零牙「一番の難所はどこでした?」

琥珀「やっぱり桜花の神との対話のところだね。キミの過去がまだ完全に明らかにされたわけじゃないから」

昌彰「かなり強引な仕上げだよな?」

琥珀「そう言わないで…自分でも多少無理やりだなって思ってるから」

零牙「けど最後のところはその…」

琥珀「雅ちゃんからの要望があったからね。出来る限り甘目を目指してみた。ベタかもしれないけど…」

昌彰「ベッタベタだろう…」

琥珀「自分にはこれが限界だった…」

零牙「そして最後は微妙にまた繋がってますよね?」

琥珀「そう!実は再び昌彰とゆらが不知木町へ行っているのです!詳しくはこちら!↓」

『本格推理委員会』桜花祭編 桜花祭・桜花祭での攻防@〜H
http://ncode.syosetu.com/n8318n/76/
(規制に伴い公開制限されています)

昌彰「向こうでは再び戦闘、厄介な敵だな『天地逆転』…」

零牙「お二人に来てもらってホントに助かりましたよ…」

琥珀「ホントに活躍してるよね。二人とも」

昌彰「こっちではどうなるんだ?」

琥珀「そうだね。次はいよいよ京都編!の前に過去編だね。いよいよあの二人がやってくるよ!」

昌彰「とうとう来るのか…あのシス○ンが…」

零牙「たしかゆらさんのお兄さんでしたよね?シ○コンなんですか?」

琥珀「まあ、解釈によっては?さあて頑張って書こう」

昌彰「今年中には入れるのか?」

琥珀「まだ何とも…色々と現実も忙しいしね…」

零牙「それでは読者の皆様、コラボ編『白昼夜 〜交差する探偵と魔術師と陰陽師〜』、これにて終了になります。読んでいただきありがとうございました!」

琥珀「コラボを申し出ていただいた夢幻さん、遅くなりましたが本当にありがとうございました!未熟者ではありますが、今後ともよろしくお願いします!」


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