ぬらりひょんの孫 〜天狐の血を継ぐ陰陽師〜
第二十四夜 白昼夜 〜交差する探偵と魔術師と陰陽師〜B
††††
―水曜・浮世絵中、生徒会室―
「さぁぁて期末テストも終わってウキウキだねぇぇ」
もはや清十字団の部室と化している生徒会室に清継の浮かれた声が響く。
「随分浮かれてるな清継…」
普段からテンションの高い清継だが、今日は輪をかけてうるさい。
「それはそうだよ!見てくれたまえこのメールを!」
そう言って清継は手に持ったノートパソコンの画面を昌彰達の方へ向ける。
「何々…『妖怪ハンター清継くんへ…』」
“清継くん!! 助けて!! 私の家に妖怪が出るの”
清継自作のHP『妖怪脳』に寄せられたメールはそんな言葉から始まっていた。
“夜になると枕元に立つのよ!! お願い…お祓いしてもどーやっても解決しないの。数多くの妖怪をハントしたという清継くんしか頼れないのよ!!”
全てを読み終えた後、昌彰とゆらの眉間にしわが寄った。
「清継くん何!? 大ウソぶっこいてんじゃん!!」
昌彰達が口を出す前に巻が呆れたように清継に詰め寄る。
「こーした方が情報が入ってくることが最近判明したんだよ。多少の演出は必要悪! 悪!」
…『必要悪』。悪ではあるが社会の状況においてやむを得ず必要とされる事柄。
この場合の清継の行動は完全に私利私欲であり、必要悪というよりも嘘も方便という方が適切だろう。褒められたことではないが。
「まさかその子助けに行くの?」「イタズラかもしれないじゃん」
「その心配はないよ。この地域に伝わる伝説とも符合する部分も多いしね!」
巻と鳥居が尤もな意見を言うが、清継は何故か自信たっぷりに言い切った。
「おい清継、それいつ行くんだ?」
昌彰は嫌な予感がして予定を尋ねる。
というか予定を立てるなら前もって相談くらいはしてほしいと思う昌彰とその他の面々である。
「今週末だよ! もちろん安藤さんと花開院さんには特別軍事顧問として同行してもらうからよろしく!」
清継は晴れやかに言うがそれと同時に昌彰とゆらの顔が曇った。
「どうしたんですか昌彰さん?」
リクオはその微かな表情の変化を見逃さなかった。
「ん…ああ…。悪いな清継その日は先約があるんだ」
「んなぁ!?」
昌彰が断った瞬間、清継は変な声を上げて固まった。戦力として当てにしていた二人が両方来れないのだから仕方ないだろう。
「昌彰さん、先約って…」
「ああ、リクオは知ってるよな。ちょっとした忘れ物があって…」
昌彰は微妙にひきつった笑いを漏らした。
「というわけで清継、ちょっとゆらと出かけるんだ。今回は諦めてくれ」
昌彰はそれだけ言い残して、ゆらを連れて部屋を出ていった。
―――
その夜…
「異常はないみたいだな…」
「うん。これなら問題なさそうやね…」
『さすがは“アストラル”の“レンタルマギカ”。大した仕事だな』
昌彰とゆらは太陰と勾陣を伴ってダイダラボッチに施した封印の確認をしていた。
猫屋敷の四体の式神―玄武、青龍、朱雀、白虎を以て構築した四神相応を要として、オルトのルーン、みかんの神道、穂波のケルト魔術、ラピスの錬金術。アディリシアのソロモンの魔神でダイダラボッチの容器を抑え込み、サポートに黒羽の騒霊現象を用い、それらの魔術をいつきの妖精眼《グラムサイト》によって統合した合同術式。
一度成立してしまえば崩れることは滅多にない。これなら何も気にしないでこの浮世絵町を離れることができる。
他の地点に施された封印も確認し、昌彰達は太陰の風流で自宅のアパートの前に舞い降りた。
『…昌彰』
部屋に入る直前、隠形したままの勾陣が昌彰を呼んだ。
「ん? ああ…。ゆら、先に入っててくれるか?」
微かな気配を感じ取った昌彰もゆらに先に戻るように告げる。
「ん…どないしたん?」
ゆらは怪訝そうに首を傾げて振り向いた。時刻は既に零時を回っている。
「少し星が気になってな」
昌彰は空を見上げながらそう言った。
「もしかしてなんかあるん?」
ゆらは瞳に不安げな色を浮かべて昌彰を見つめた。
星見は昌彰の得意分野ではない。だがゆらは昌彰の占に全幅の信頼を寄せている。
「いや、大したことじゃない。みんなが行く依頼の件を見てみようと思っただけだ。すぐに終わるから」
まだ納得していないゆらを押し込むように部屋に入れると昌彰は玄関前に下りてきた。
「出て来いよ、リクオ」
人っ子一人どころか猫さえいない完全なる闇の中。そこに昌彰は呼びかける。
「よう昌彰。この姿で会うのも久しぶりだな」
闇の中から凝結するように白髪に緋色の瞳をもつ夜のリクオが現れる。
「具合はもういいのか?」
「おかげさまでな」
先日の戦いで負傷していながら普段と変わらない様子の夜のリクオに昌彰は軽く目を細めた。
昼のリクオが普通にしていたから怪我は既に癒えているとは思っていたが相変わらず驚異的な回復力だ。
「で、本題はなんだ?」
「いや、零牙のところに行くんだろ?」
リクオもただの近況報告に来たわけでもないので即座に話を切り替える。
「あいつには吸血鬼の件で借りがある。土産くらいは渡しておこうと思ってな」
そう言ってリクオは奴良組の代紋入りの風呂敷包みを差し出した。
「何だこれ?」
縦およそ四十センチ、横およそ二十センチの四角い包み。重さはそれなりにある。
「良太猫からの差し入れだ。あいつんとこも零牙には感謝してるからな」
先日の吸血鬼戦では浮世絵町全域が戦場となった。当然良太猫が場を構える一番街も例外ではなかった。
「そうか…わかった、よろしく伝えておく。お前は清継についていくんだろ?」
「ああ、昼のオレがほっとけないらしい。お前が来ないのは多少不安だがな」
リクオは薄く笑みを浮かべた。
「それに関しては多少言っとく事がある。今回の件、妖怪が関わっているのは確実だ」
昌彰はリクオに式盤を用いて占じた結果を伝える。
そこに出た結果は先日の事件と似たような卦。
「それと気をつけておけ。何か嫌な予感もする」
「忠告痛み入るよ。じゃあな昌彰」
そう言い残してリクオは再び闇に溶けるように姿を消した。
「嫌な予感か…俺たちの方も何も無ければいいんだが…」
昌彰はリクオが消えて本当に誰もいなくなった闇に呟いた。
昌彰はもらった包みを抱えなおすとゆらの待つ自宅へと足を向けた。
リクオに渡されたこの包みが不知木町にて一騒動引き起こすことになるのだが…
そのことを予見できた者はいなかった…
††††
―木曜・木ノ花学園―
「というわけで、今回みんなには不審者捕縛作戦を実行してもらいたいと思います!!」
零牙は地獄からの呼び出し−もとい本格推理委員会の招集をかけられ、高等部の理事長室にいた。
ちなみに先程の台詞を叫んだのはこの部屋の主、高等部保健医にして理事長の木ノ花あざみ先生だ。
「あざみ先生。そう言うのは警備員さんの仕事だと思うのですが…」
零牙がまっとうな突っ込みを入れるが華麗にスルーしてあざみ先生は続ける。
「みんなも噂で知ってると思うけど、最近不審者の目撃証言が数多く上っているの」
先程まで座っていた理事長机から立ちあがってぐるぐるとその周りを回るあざみ先生。
「ここ一週間だけでも毎日目撃されているわ。それも学園の校舎内で!」
ダンッ! とあざみ先生は両手を机に叩きつける。机にひびが走った様な気がするが気にしない。気にしたら負けだ。
「さすがに一週間も出てたら普通捕まるわよね?いくらうちの学校のセキュリティが甘かったとしてもさ」
空手部主将にして本格推理委員会の『国家権力を盾にした暴ry「作者(琥珀)、それ違うって言ったよね?(黒笑)」
―…失礼、本格推理委員会の『スケ番「それも違うって!」
―ゴハッ!?
菜摘は虚空に向け容赦なく拳を放ってきた。
「菜っちゃん、そろそろ止めてあげないと作者の命が危ないから…」
…瀕死の作者を見かねたのか委員長の桜森鈴音がなんとか菜摘を止めた。止めてくれた。
小柄な鈴音は菜摘に振り回されそうになるがなんとか押しとどめる。
「平気よ。いざという時は揉み消してもらうから!」
―こういうところが国家権力を盾にしたと言われるんだが…(注:あくまでコラボです)。
ちなみに菜摘の親類は元警視総監の祖父の影響で司法官僚が多いらしい。
その伝手(つて)を使ってか学園の警備についてもいくらか情報を得ているようだ。
「でもそうだよね。大体部外者が夜中に学園の校舎内にいること自体が不可能なんじゃないかな。内部に協力者でもいない限り」
なんとか菜摘を抑えて鈴音が意見を出す。
「確かにそうですよね。あざみ先生、職員の方達の内部事情の調査は行っているんですか?」
中等部の木下梢があざみ先生に尋ねる。ちなみに彼女は修の幼馴染である椎(ただいま隣で爆睡中)の妹でもある。
性格はずぼらな椎と違ってとても几帳面であるが。
「いいえ、今回の事件発生の範囲が初等部から高等部まで広がっているから公には行ってないわ。初等部から高等部まで自在に動けるのは我が本格推理委員会しか存在しないから」
「それなら話は簡単ですね。先生が協力者…「なにか言ったかしら城崎くん?」…いえ、何でもないっす!」
あざみ先生の凄惨な笑みにあっさりと発言を撤回する城崎修。
ちなみに雅の従兄であり、小学生の時に『少年探…「作者(琥珀)、俺に菜摘先輩みたいなことをやらせるなよ?」
―…わかった、黒歴史は闇の中へ…
「修は『少年探偵団』を作っとったんやで」
「ッ! 黙れ木下団員!」
黙っておいてやろうとした作者の気遣いを幼馴染の椎が粉砕した。というかさっきまで爆睡していたはずなのにいつの間に起きてきた?
「(次余計なこと言ったらおまえんちのカレーに納豆投入するぞ?)」
「(んなっ!? そ、それだけは堪忍したって!)」
ちなみに椎は百パーセントの的中率を誇る超人的な勘の持ち主だったりする。
弱点は納豆と、典型的な大阪人だが。
「はいはい! 夫婦漫才はそこまでにして」
「どこがや(ですか)!?」
修と椎による全力のツッコミがなされたが華麗にスルーされた。
あざみ先生がパンパンというよりズバンズバンと手を鳴らして全員の注目を集める。
「学園内を不審者が闊歩している!この状況を放置してはこの学園の平和を守る本格推理委員会の名が廃るというものよ!!」
あざみ先生は机の上に乗って踵を踏みならした。
「先生、そこ机ですから」
梢が冷静に突っ込む。
机が壊れないか非常に心配だ。決して先生が重いとか言ってるわけじゃないですよ?
「ならばよろしい」
「先生まで作者に突っ込まないでくださいよ…」
満足げに頷いたあざみ先生に零牙が疲れたように零す。
「収集つかなくなりそうだね…」
その隣で雅も小さく溜息をついた。
「それで先生。今回の任務は一体なにをすればいいんですか?」
委員長の鈴音が代表して訊ねる。
「最初に言ったじゃない! 不審者の捕縛よ!」
あざみ先生が胸を張ってそう言い切った。
「…あの、あざみ先生…その不審者の噂は聞いてますけど、もう一つの噂もご存じなんですか?」
雅が恐る恐る訊ねる。即ち不審者=幽霊の噂だ。
尤もあざみ先生の場合そんなことは露ほども気にしないだろうが。
「幽霊だって噂でしょ? 大丈夫よ。今回の作戦の目玉は零牙くんにやってもらうから!」
「また俺ですか?」
前回の幽霊騒動の時も基督教徒で神父だから除霊できる知り合いでもいるでしょ?という強引な理屈で矢面に立たされた零牙であったが、再び白羽の矢が立った。
「前回もきちんと仕事してくれたし今回も期待してるわ」
あざみ先生がニコリと笑顔を向ける。それには有無を言わさぬ迫力があるわけで…
「わかりました…。一応その手の知り合いにあたりをつけてもらいますよ」
零牙は週末来ることになっている二人の陰陽師の顔を思い浮かべながら、巻き込んでしまうことに諦めるように溜息をついた。
††††
「ということなんですけど…。何か心当たりのある事象とかありますか?」
その夜、零牙は理事長室で言ったその手の知り合い、安藤昌彰に電話していた。
普通の幽霊ならともかく、鬼の仮面をつけていた鬼女となれば日本土着の魔術師である陰陽師の昌彰に聞いた方が早いと判断したのだ。
『話だけじゃ何とも言えないな…可能性としては生霊とか地縛霊かもしれない。過去に似たような事例があったかを詳しく調べることができればいいけど』
「調べようと思えば調べられますよ?」
《黒いPC》で警察のデータベースにアクセス(ハッキング)すればそれは可能だ。
『零牙…今なんかまずいこと考えてないか?過去って言っても数十年から数百年前の可能性もあるんだぞ?』
生霊なら文字通り生きている人間の霊魂の仕業だ。
だが、怨霊や地縛霊ならば数十年、下手したら数百年単位で遡らなければならないのだ。
「そこまではさすがに無理ですね…」
ネット上で拾える情報はネットワークが発達を始めた四十年ほど前からのモノが多い。
あるところに行けばあるだろうが、さすがに数百年前からの物はどうしようもない。
『でも、最近出るようになったってことは少なくともきっかけになる何かがあったはずだ。そこから調べていくこともできなくもないはず』
「最近会った事件ですか…」
零牙は一通り最初に不審者が目撃された日からの記憶を辿ってみた。
「(そういやあの日はFFF団に追われてたんだっけ…。関係ないけど)特にこれと言った事件は起きてませんね」
『そうか…。あまり考えたくはないが…もしかすると呪詛の可能性もあるかもしれない』
微かに詰まりながら昌彰は新たな可能性を示唆する。
「呪詛…ですか?」
簡単に言えば呪いである。古くからある丑の刻参りがその代表例といえるだろう。
『ああ。もしかすると呪詛の対象が曖昧で余波が鬼女の形を取っているのかもしれない』
呪詛をかける対象が曖昧だと呪いが自分に跳ね返ってくる可能性が増す。
普通の術師ならばそんな危険な真似はしないはずだが…
「レイ〜、そろそろ行かないと準備とか間に合わないよ」
零牙と昌彰が考え込んでいるうちにいつの間にか、だいぶ時間が経っていたようだ。
「すみません昌彰さん。続きはまた後で」
『ああ、こっちでも少し調べておくよ。なんならそっちに来た時に手伝うさ』
零牙はそう言って昌彰との電話を切った。雅には下手な話は聞かせたくないからだ。
「そうだ、もう一か所…」
そう呟いて零牙は再び黒い携帯を操作した。
「さっきのは昌彰さんだったんだよね?今度は誰?」
「真優だ。夕食作れなくなったって伝えとかないと…『遅っ〜い!!お兄ちゃんいつになったら帰ってくるの!?』…ゴメンゴメン真優」
つながったと思った瞬間いきなりの大声に零牙は顔をしかめた。
耳から携帯を遠ざけ、やり過ごすと事情を説明した。
「というわけなんだ真優。悪いが夕飯作ってやれそうにない」
『そ、そんな!?じゃあ私はどうやって一晩過ごせばいいのお兄ちゃん!?』
電話口で真優は悲壮な声を上げる。
「大丈夫だ。城崎さんのお母さんにお願いしておいた」
『そうなん…って、それの方が危ない気がするのはわたしの気のせいじゃない気がするんだよ…』
修の母親、城崎直子は古代中国を舞台にした時代小説を書く小説家だ。
特徴として挙げられるのは雅を超える超極度な人見知り。そしてもう一つは料理に関してだ。
彼女の料理を食した者は軽くて胃炎、ひどければ三日は寝込むという劇薬クラスの化学兵器を精製できるのだ。
「冗談だ。椎先輩達のお母さんに頼んであるよ。んじゃ今夜は遅くなるから戸締りしっかりな」
『ちょ、お兄ちゃんそれってどういう…』
零牙は真優が何かを言う前に通話を切った。
「いいの? レイ」
「大丈夫だ、問題ない。」
††††
「ちょ、お兄ちゃんそれってどういうこと!?」
真優は電話の前で頬を膨らませていた。
「う〜。たしかに木下おばさんの料理は美味しいけど…」
木下椎・梢の母親は「なにわ家」という料理屋を営んでいる。
大した名所のない不知木町になにわ屋目当てで来る観光客もいるくらいだ。
だがそれでも空腹でほったらかしにされていた真優の膨れっ面は治らなかった。
そこで真優は思い出した。今週末に零牙(兄)の友人が訪ねてくることを。
「フフフ…お兄ちゃん。妹を空腹で放置した罪は重いんだよ!」
真優は笑みを浮かべながら不吉な言葉を漏らした。
後書き琥珀「はぁっ…はぁ…。ようやく更新できたよ」
昌彰「お疲れ様。…とでも言うと思ったか?」
琥珀「ごめんなさい…ホントにもう…」
零牙「十日は長いですよ…」
琥珀「すみません…言い訳だけでも…」
昌彰「させると思うか?」
琥珀「思わないよ…」
零牙「昌彰さん、一応聞いてあげましょうよ」
琥珀「ありがとう零牙くん…」
昌彰「零牙がそういうなら…」
琥珀「ありがとうございます。実はバイト先で先日イベントがありまして…それの設営作業やら後片付けやらで本気で疲労困憊でして…」
零牙「お疲れ様です…」
昌彰「そういうことなら多少は考慮しよう。ちなみにイベントって何やったんだ?」
琥珀「…そうめん流し」
昌・零「は?」
昌彰「季節外れじゃないか?」
琥珀「自分に言われても…。何気に本格的で竹を樋に使って竹の器で食べるという」
零牙「そうめんもそうして食べると風情がありますね…(遠い目)」
琥珀「なんか遠い目をしてるね零牙くん…。しかも台風の影響で雨が降る中で準備したりなんたりで…」
昌彰「ホントにお疲れだったな。じゃあこれからはもっとペースを…」
琥珀「あげたいよ!早いとこ不知木町に行かせたいよ!!」
零牙「今回も最後だけじゃないですか絡んだの…」
琥珀「次話は零牙くんの単独戦闘がメインになるから…」
昌彰「俺の出番はなしか?」
琥珀「ゴメンね?」
昌彰「別に許すがさっさと続きを書けよ?」
琥珀「頑張ります、はい。明日からは少しシフトに余裕ができますのでペースが…あがるといいなぁ…」
昌彰「それでは読んでくださってありがとうございます!」
零牙「次回も楽しみに待って頂けると嬉しいです!」
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