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ぬらりひょんの孫 〜天狐の血を継ぐ陰陽師〜
2011年 4月16日 昌彰誕生日企画!
ここは昌彰とゆらの愛の巣…ゲフンゲフン…アパートの部屋である。

一同『誕生日おめでとう!昌彰さん(くん)!』

昌彰「ありがとうみんな!!」

琥珀「誕生日おめでとう昌彰。友達のみんなもわざわざお祝いに来てくれてありがとう」

リクオ「当然だよ!誕生日おめでとう昌彰くん!!」

零牙「おめでとうございます昌彰さん!」

琥珀「零牙くんに至っては企画の前倒しみたいになっちゃたね」

零牙「あんまり待たせないで下さいよ?」

琥珀「鋭意努力させていただきます…はい…」

昌彰「それよりも単行本十五巻において厄介な問題が発生したよな?」

琥珀「うん…まさか…いや…予想はできたんだけどね…」

零牙「何の話ですか?」

昌彰「…ああ…なんと言うか…」

夜リクオ「対抗馬が出てきたんだよな?ゆらに対する」

零牙「対抗馬?」

昌彰「リクオ!?余計なことを言うな!」

琥珀「どうしようかな…あの時にガチで戦わせるか…」

昌彰「作者もだ!」

零牙「戦うって…まさか妖怪…?」

夜リクオ「さすがにそれはないだろ?いくらなんでも陰陽師を寝取ろうとする妖怪は普通いない」

零牙「ですよね…じゃあ…」

琥珀「昌彰くん…いい加減白状したらいいじゃないか」

昌彰「…うぅ…零牙、絶対に誰にも言うなよ?」

夜リクオ「そこまで気にするようなことか?」

昌彰「ああ…この手の話に異常な喰いつきを示す奴が、零牙の知り合いの中にいるからな…」

琥珀「今日は呼んでないから心配しなくていいよ?」

零牙「異常な喰いつきを示す奴…?まさか」

昌彰「わかったか?相手となるのは…俺の義理の兄、花開院魔魅流(まみる)…だ」

零牙「えっと…昌彰さんの義理の兄ってことは…ゆらさんのお兄さん!!?」

琥珀「正確にはゆらちゃんにも義理の兄だね。魔魅流も花開院分家からの養子だし」

零牙「ああ…(なるほどね…)」

昌彰「なんで義理の兄弟が義理の妹を取り合うなんて言う構図に…」

零牙「ははは…(たしかに土御門が聞いたら鼻血流して喜びそうな気がする)」

土御門「呼んだかにゃー?」

とある魔術の禁書目録より陰陽術師、土御門元春。参入

一同『うぉわぁっ!!??』

零牙「土御門!?どうしてここに!?」

土御門「いや〜。面白そうな話をしてる気配を感じたから、時空の壁をぶち破ってきてみたんだぜよ」

一同【ありえねぇだろ…こいつ】

昌彰「…大体俺と同じ血がこいつにも流れているというね…」

琥珀「だね。土御門姓で陰陽術師ってことは一応安倍家の末裔だろうし」

零牙「それが義理とはいえ妹に手を出している…ゲフッ!?…言い直す、妹を溺愛してるシスコンだっけ」

昌彰「いくら時空が違うといえどなんかショックだよ…」

土御門「随分な言われようだにゃ〜…そうは言っても昌やんもオレと同類だぜぃ」

夜リクオ「同類って…」

昌彰「変なことを言うな土御門!!俺はまだゆらに手を出していない!!リクオもそんな目でこっちを見るな!!」

土御門「そういうことにしておいてやるぜぃ昌やん。しかし“まだ(・・)”ねぇ」

昌彰「っ!こ、言葉のアヤだ!!」

琥珀「そう言いながら顔が赤くなってるぞ?」

昌彰「〜〜っ!!」

零牙「まあまあ、朧月さんもその辺にして。そうは言っても二人はよく似てますよ?妹さんのために一生懸命なところはなんかそっくりです」

土御門「そういうことだぜぃ昌やん?」

昌彰「…そこだけは同意する…」

琥珀「まぁ頑張ることだね。譲るつもりは毛頭ないんでしょ?」

昌彰「当たり前だ!!」

琥珀「自分としてもキミの恋路を応援してるけどね。こればっかりは原作だからといって譲るつもりは無いよ」

昌彰「譲るつもりは無いで思い出したが…例の件はどうなったんだ?」

琥珀「ああ…京都での最終決戦の話?ってキミが知ってたらまずいでしょ?」

昌彰「ここだけの話(オフレコ)だ。で?」

琥珀「そりゃーもちろん鵺≠晴明様で。そうしないとキミの存在が成り立たなくなりそうで…」

昌彰「やっぱりか…。んじゃ鵺はどうするんだ?」

琥珀「そこは思い切った改変を施そうかなと。過去設定が色々とごちゃごちゃになるかもしれないけどそこは目を瞑ってもらいたい…」

土御門(一体何の話だにゃー?)

零牙(今後の方針みたいだな)

土御門(ふ〜ん。面白そうな話も終わったみたいだし帰るか。舞夏が心配するだろうし)

零牙(え?あ、おい!)

土御門元春退出。

零牙「消えやがった…」

琥珀「まぁ、まだ予定だし、現在の羽衣狐の背景とかも関わって来るだろうから一概には言えないよ」

昌彰「あとは様子見か?」

琥珀「それくらいかな…」

零牙「終わりました?」

琥珀「ごめんね零牙くん。ほったらかしにして…あれ土御門は?」

零牙「妹が心配するから帰るって…そういえばゆらさんはどうしたんですか?」

昌彰「ああ、ゆらなら…」

ゆら「準備できたよ〜!!」

いきなり隣の部屋の扉が開いた。

琥珀「お疲れ様ゆらちゃん」

ゆら「お兄ちゃんの誕生日なんやもん盛大にお祝いせんと!!」

昌彰「…ゆら…ありがとう」

ゆら「というわけでは…じゃぁ〜ん!!」

一同『おおっ!!』

テーブルの上に所狭しと並べられているのは見事な料理の数々。

シチュー、ポークピカタ、ビーフストロガノフ、カルボナーラ、天ぷら、蕎麦、唐揚げ、出汁巻き卵、メバルの煮つけ、春巻き、エビチリ等々。

和洋中を問わず、手作り感あふれる料理が満載だ。

ゆうに十人前はあるだろう。

昌彰「コレ全部ゆらが作ったのか?」

ゆら「うん!って言いたいけど少し天一や天后に手伝ってもろた」

天一『さすがにこれを一人でするのは無理だと思いまして…』

天后『ですがほとんどゆら様が主導されましたよ』

琥珀「けどコレ…食べきれるのかな?」

リクオ「さすがに量が多すぎる気も…」

ゆら「大丈夫!そろそろ…」

ピンポ〜ン!

ゆら「は〜い!開いてるから勝手に入ってええよ〜!」

ガチャッ…バタバタ…

雅・真優「おじゃましま〜す!」

琥珀「およ?」

零牙「ミアにマユ!?どうしてここに!?」

真優「お兄ちゃんだけずるいよ〜。私だって浮世絵町に行ってみたかったんだから!!」

雅「そうだよレイ!私もお祝いしたかったんだよ!!」

ゆら「うちが呼んだんよ。構わへんやろ?」

琥珀「いやはや…ゆらちゃんの行動力には恐れ入るよ」

雅「というわけで、昌彰さん誕生日おめでとうございます!」

真優「おめでとうございます!」

昌彰「ありがとう!って…零牙、このちっちゃい子は?」

零牙「ああ、妹の真優です…詳しくはコラボの時に紹介しますよ」

琥珀「さて、そろそろ乾杯といきますか」

???「ちょっと待ったぁ〜っ!!」

琥珀「およ?」

清継「ボクらを忘れてもらっては困る!!」

カナ「私たちもいるよ!!」

巻「というか作者…」

鳥居「完全に私たちのこと忘れてたよね?」

琥珀「わ、忘れてなんかないよ?ただ多すぎると収集つかなくなるし…」

氷麗「リクオ様〜!探しましたよ〜」

琥珀「雪女まで来たか…」

島「オレは…?」

琥珀「ん?島もいたのか?まぁいいや、ゆらちゃん皆さんにジュース渡して〜」

ゆら「はいな〜」

琥珀「ではとりあえず。昌彰くん!!」

一同「誕生日おめでとう〜!!」

††††

昌彰「そういえば作者からプレゼントとかは無いのか?」

琥珀「ああ、用意してあるよ…ゆらちゃん!!」

ゆら「ええっと…見せなあかん?」

琥珀「昌彰くんも喜ぶと思うよ?」

昌彰「おいゆらに何をさせる気だ?」

琥珀「そう警戒しない。ゆらちゃん、思い切って見せちゃえ!」

ゆら「でも…///」

琥珀「じれったいな…それっ!」

ゆら「あっ!」

昌彰(…“妻”氏名、花開院ゆら…現住所、東京都浮世絵町○○−×…立会人、奴良リクオ、速水零牙…)

琥珀「おろ?何固まってるんだ昌彰?」

昌彰「夫の氏名欄が空白…って!?」

ゆら「そやから…書いてくれへん?あ、あなた…///」

昌彰「え?あ…え、っと…あ…」

ボンッ!!!

琥珀「あちゃ〜脳がオーバーヒートしちゃったみたいだな…とりあえず今のうちに拇印を押してっと。ほい、ゆらちゃん。あとは昌彰の名前書いてから昌彰が十八歳になったら役所に持って行きな」

ゆら「ええんかな?」

琥珀「構わないさ。婚姻届なんてただの紙。要は二人の間に愛があるかないかだから」

ゆら「そうやね…ふふっ。誕生日おめでとう あなた///」




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