異文化ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝ
｢自分、どこから来たん？｣
｢愛知からだよ｣
｢へー、なんか変わったもんとかあるん？名物とか｣
｢あー…ベタに味噌煮込みうどんとか味噌カツとか？｣
｢ミソばっかやな｣
｢まあそういう文化だしね｣
｢他にはなんかあるん？｣
｢んーと、あ！｣
｢なん？｣
｢方言！｣
｢愛知弁？｣
｢ううん、名古屋弁と三河弁があるんだよ｣
｢２つもあるんかいな｣
｢でもうちが使ってるのは名古屋弁のほうなの｣
｢ほー、例えば？｣
｢机を教室の後ろに下げるじゃない？あれを"机をつる"て言ったりー｣
｢机をつる…？｣
｢鉛筆の先を尖らせるのを"トキントキン"にするとか｣
｢なんかかわええな｣
｢関西弁の"めっちゃ"がこっちだと"どえりゃあ"になるの｣
｢ほぉー｣
｢たぶんまだ普段でも使っちゃうと思うけどね｣
｢是非聞きたいわ｣
｢んふふーお楽しみに｣
｢おん、せや名前教えてくれん？｣
異文化ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝ
(みょうじなまえです。なまえでいいよ)
(なまえな。俺は白石蔵ノ介、蔵でええで)
(蔵ね。あ、メアドも交換しとく？)
(せやな)
090901
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