熱烈スキンシップ
「この間の練習試合での事だが……」
俺、越前リョーマ。今は部活のミーティング中……のはず。え、なんで"はず"かって?
ちゅ、
「I love you、リョーマー」
「ねぇ、今ミーティング中なんだけど」
「ただのスキンシップだよー」
「いやそうじゃなくて」
さっきから俺の頬にやたらキスしてくるのマネージャーのなまえ先輩。
なまえ先輩も俺と同じアメリカからの帰国子女らしく、やけにスキンシップが激しい。(というかもはやセクハラだ)
………俺は断じて違うけどね!
「なまえ、僕にはしてくれないのかい?」
「んーしゅーすけー」
ちゅ、
普段いろんな人にキスする先輩(こう言うと誤解を招きそうだけど)。
今みたいに頼まれても拒否しない。無防備過ぎる。
(………不二先輩……絶対確信犯だな)
ぐいっ
「およ」
「不二先輩、なまえ先輩のキスは俺専用っス」
そう言いながら先輩の腕掴んで俺のほうに引き寄せた。
俺以外にしちゃダメっスからね、なんて耳元で言えばなまえ先輩はちょっと照れた。…かわいいじゃん。
「だって周助。ごめんね」
「いや、いいよ。珍しく越前が執着してるみたいだし」
「Oh,Reary?」
「Ah………Yes」
熱烈スキンシップ
(I'm glad to hear it!)
(……I love you.)
(Too good to be ture……!)
(…ミィーテングを再開するぞ!)
090604
Too good to be ture:うそみたいだ
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