我が主
学園
「快、今日は用事があるから先に寮へ戻っていろ」
「わかりました。私も調べ事がありますので、図書館に寄ってから帰ります」
京と俺は教室が違う。基本習っているものが違うのだから当たり前だが。
京と別れ自分の教室に向かうと「快おはよう」「おはよう」とみんなから声をかけられる。軽く返事を返しながら席に着く。
席に着くと、「快様今日の授業は僕とお願いします」「いいよ」微笑みながら声がしたほうをみる。
声のする方を見ると、背は低く可愛らしいぱっと見女の子に見えるこがいた。同じクラスの名前は確か赤坂魅羽<あかさかみはね>。
俺のクラスは執事になるための勉強をするためにある。
クラスに入る条件として、海外で飛び級し大学まで卒業、フランス語やドイツ語やスペイン語など最低5カ国語以上話せることが最低ラインだ。
執事クラスで習うことは、体力作りや料理や主のお世話の仕方等がある。
その中でも、生徒同士が組んでやる特別授業が週に1回ある。その授業を赤坂は俺と組みたいらしい。
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