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brithday (そうご様)
今日はアイツの誕生日。
きっと俺のことを待ってるはずだ。
brithday
今日はアイツの誕生日なのに俺は仕事。
「はぁ……。」
きっと今頃一人でいるのかな。早くアイツに会って渡さなきゃ。
「待ってろよ。銀……。」
仕事を早く片付け時間を確認する。
「今から走って行きゃ間に合うかな。」
急いで支度をしアイツに渡すプレゼントを持って走っていく。
「でも……他の奴と祝ってるかも。」
走りながら嫌なことが頭をよぎる。アイツの家につきドアを叩く。
『ドンドンうるせーな。近所迷惑だ。コノヤロー。』
ガラリとやる気の無い声と同時にドアがあく。
「よォ……。」
なんか凄く緊張すんな。
『トシじゃん。どうしたの?こんな遅くに。』
あれ?コイツ自分の誕生日忘れてる?
「あー。ちょっとそこらへんを巡回しててな。まだ電気ついてたから寄ってみた。」
俺全然ダメじゃねェか。わざわざ走ってきたのに。早く言わなきゃ始まっちゃう。
「あのよ……誕生日おめでとう。銀時。」
『覚えててくれたんだ。ありがとう。』
「あとこれプレゼントだ。やる。」
『おっ!ケーキじゃん。ありがとうvV』
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