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同じ顔のアイツ

「珍しい物見〜ちゃった♪」

「………翠、それに星も」



絡み合っていた唇を放し、目線を向けると、そこには生徒会補佐で双子のの日景翠(ヒカゲ スイ)と星(セイ)が二人並んで立っていた。

因みに双子と言っても二卵性なのであまり似ていなく、兄の翠は可愛い系、弟の星はチャラ男系で、二人の身長差は10センチ程ある。





「へ〜先輩方も盛る時ってあるんですね〜。普段あんなんだから解りませんでしたよ〜」

「ホントだよね〜星♪」



おい星、翠…そんな煽る様な事言うなよ………。

まぁ大丈夫だと思うけ…



「うっせぇカス共が…。テメェ等はとっとと食堂に入りやがれ…!」



えっ…?

何で?

何時もはこれ位じゃ、ムカついても声には出さないはずなのに…。

どうかしたのか?

………時瀬………………。



「さっさと行けよ…」



双子はビクッと体を震わせ、そそくさと食堂へ続くドアを開け、入って行った。

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あきゅろす。
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