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beautiful * bird
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「…夕貴。ここじゃ一般常識は通じない。生徒会や顔の良い奴には近づくなよ。」

「は?」

「恋愛感情が同性に向くだけじゃない。顔の良い奴やら人気のある生徒はアイドルや神のように扱われて崇拝されているんだ。実際、権力も持ってる奴も、カリスマ性を持ってる奴も多いからな。」

「うわー…」

夕貴の目が鋭くなる。

雅隆は夕貴の雰囲気が一気に変わったことに気づいた。

口調やら表情は全く変わらない。

普通の一般人には全く分からないだろう、変化。

雅隆はため息をつきたくなったが、そのまま説明を続ける。

「そういう奴には親衛隊なんてものまでついてんだ。むやみに近づくと排除されちまう。」

「…排除?」

「嫌がらせもある。殴る蹴るだけじゃない、強姦、輪姦、痛めつける為には手段なんて選ぶ連中じゃないからな。お前の強さは知ってるが、一応知識として入れておけよ。」


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