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beautiful * bird
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朝食を食べながら詳しく聞くと、深夜たまたまテレビをつけたらウルトラマンの再放送があっていたらしい。

それが意外と面白くて観ていたらあんなにも大量になっていた、と。

「それにしても、レンタルじゃダメだったのかよ?」

銀次の分の味噌汁のおかわりをよそいながらユウキは聞く。

少なめに注いだせいだと思うが、おかわりしてくれるのは嬉しい。

おかゆも少しは減っている。

「レンタル?……どこでやってるか知らねぇ」

銀次はお碗を受け取りながらさらりと言った。

その言葉にユウキが固まる。

銀次の様子から見てレンタルするなんて思いつきもしなかったのだろうことが見て取れる。

……金持ちって、恐い。

それはともかく、そろそろ本題に入るか。

「なぁギンお前寝れてるか?」

「は?」

唐突なユウキの質問に銀次の動きが止まる。

「目の下の隈、すげぇぞ」

「……」

「それにあんまり食べてもいなだろう?」

ユウキの言葉に銀次は驚いたように見開かれたままだった目を訝しげに細める。

「わかる、のか?」


「まぁねぇーこれだけ食べ物の無い部屋だとね」

他にもいろいろ理由はあったが。

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