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【HQ】 lilac 【黒バス】
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「おはよ!ゆづちゃん。」

及川、徹。
初対面のときはすごく苦手で関わりたくないタイプだと思ってた。

でも。

今はバレーに向かう真剣な態度や、へらへらした裏の芯を見て、すっかり好きになった。

「なんで急に名前…」
「えー?呼びたくなっちゃったんだもん。それに、」

近づいてくる気配に
持っていたカバンでとりあえず顔を隠す。

「照れてそーいうことするの、すごく可愛い。」

からかわれてる。
それを感じるから、睨みつける。

「そーいうのもゆづちゃんの良いとこだよ。…ゲッ、岩ちゃんだ…行かなきゃ」

そういうと及川は岩泉くんのところへ行った。

名前、よびとか。
可愛い、とか。

散々他の女の子にしてるから、できることで。
私なんて及川にとって暇つぶしの気紛れなんだと思う。


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あきゅろす。
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