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よみもの~中等部編
9 ~canon

目が覚めた時、私は知らない所にいた

なんだろう
ざわざわと何かが聞こえる
また何か言われてるのかな

あたまがぼぅっとする
酷く身体が。。。重い。。。

起き上がろうとしたけど、身体がうごかない

あれ?

ぼんやりと眼に映る顔
知ってる。。。

海堂君?

ちがう。。。

「...はずえクン?」

「かのんちゃん...」

「どうして?...私...?」

階段で海堂君にあって

それで。。。どうしたんだっけ?



あれ?



「ここ病院ですよ...階段から落ちて...
 僕、かのんちゃんのお母さん、呼んできますね?」



落ちた?

自分の身体が動かないのはそのせい?



急に血の気が引いた

指!?

頭の中に、芯が通った
腕は。。。上がる!
両手を目の前に持ちあげてみると
ヘンな管や、テープが沢山ついてる、けど。。。指は。。。動く。。。
ただやけに、かったるい

改めて自分の身体を探ってみる

指は大丈夫。。。
腕と肩は。。。動かすとズキン、としたけど、
我慢できない痛みじゃない
背中と、腰は。。。アレ。。。固い?
コルセット?何でこんなの着けてるの?
寝返りをうとうとして、足がやけに重いな、と、感じた

何コレ。。。?

左足に何かついてる


何?コレ。。。?

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あきゅろす。
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