よみもの~中等部編 5 ~canon 青春台につき、学校へ向かう 中途半端な時間で、登校する生徒もまばらだ 「カノンおはよっ、海堂君もおはよう」 校門の手前で、由香ちゃんに出会った 「由香ちゃん、おはよ...早いね?」 「ま、ね...でた...」 でた?なに??と、思う間もなく、桃城君の元気な声が辺りをこだまする 「ユーカーーちゃーーーーん、自称カレシ参上!」 自転車に乗った桃城が、びゅん!と、私達のいる一歩手前で止まった 「よっ、カノンちゃん、お、海堂、いたのか」 「おぅ」 いたのか、って。。。 そんなにカゲが薄いはずないのに、桃城君のジョークかな? 「おはよう、桃城君」 海堂君と桃城君、本当、仲がいいのかどうなのか。。。オモシロイよねぇ。。。 [*前へ][次へ#] [戻る] |