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よみもの~中等部編
3 ~yuka
トコロデ、こんなイケメン、ウチの学校にいたっけか?
だって、いままでウワサにもならないって、どう言うコト!?
そんな疑問がわき始める頃、またもや、ざわざわが近づいてくる
でも、このざわざわは、さっきと質が違うもので
うん。。。まぁ。。。なんだ。。。
いつもの、アレだ、うん、アレ。。。
ずずぅ〜ん。。。と、重たい空気って言うんですか?
そう、例の超絶ボケ女の愛しのカレがやって来た訳ですな、ええ。。。
うわ、カレシ君、怒ってる怒ってる、いつものことだけど
そのカレシ君は、不機嫌な顔で教室に入場し、自分の席にぼん、と、鞄を置いた

その音に、超絶イケメンの君は、ふい、と振り向き
「やあ、海堂」
と、きたもんだ
そしてそのカレシも、
「...っス、乾先輩........」


がたたたたん!


時間にして、3.67秒の後、カレシ君は、椅子に転がり落ちるように身を沈めた
どうやら腰を抜かしたみたいデス
そして体勢を崩すまいと、ひしっ!と、机にしがみついてるし
ここまで古典的な驚き方する人なんて、今時、すっごくめずらしいわけで。。。
まあ、海堂君だし、いいか。。。と、ナットクしてみる

って!?
いっ!? 乾先輩だとぉ〜〜〜〜〜っ!?!?

今度は流石の私も、スッ転げた
けど、その超絶イケメンの乾先輩が、ぱっと椅子を押さえてくれて、
無様な姿をさらさずにすみました
元テニス部レギュラー、流石の反射神経に、感服致しましたでございますデス
「危ないよ?」
なに、このエロボイスの超絶イケメンっ!?。。。って、乾先輩だよね

そして、私や海堂君が、スッ転んでいる間、
この ばカノン は、どうしてたか、といいますと、
いつものほわ〜んとした雰囲気で。。。といえば、聞こえはいいけど
ただ、ボケてた。。。
今もボケてる
ぼけーーーーーーーーーーっと、しながら、
親友の私と、愛しのカレがスッ転げるのを、にへ〜っ、と、みてる
もうイヤ、このコ。。。

「いっ!?いぬいせんぱいっ!?!?」

そのバンザイはなんだ?
こっちもこっちで、古典的な驚き方をしてくれて。。。
まあ、カレシカノジョで、古典的リアクションしちゃったりして、
実にほほえましいじゃないですか、
は、は、は、の、はぁ。。。いつしか乾いた笑いは溜め息に

って!!!
今か!?
今やっと、ノーミソに届いたのか!?
もう、恐竜並みの神経シナプス
情報処理速度、遅っ!!!
まあ、カノンだしそんなもんか。。。。
と、ナットクする私もね、まぁ、なんだ。。。は、は、は。。。ハァ

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あきゅろす。
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