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よみもの~中等部編
kaoru~prologue
俺は今日から私立青春学園中等部の学生になった

俺がこの学校を受験したきっかけは、名門テニス部に憧れてのことだった
テニス部のみでなく、ほかの運動部、そして文科系の部活でも良い成績を収めている
そして、部活動だけでなく、学生本来の「学業」も、レベルが高い、
いわゆる、中高大一貫有名私立校だ

俺は、学校見学および受験説明会の時、テニス部のレベルの高さに感動した
小学生の頃からテニスクラブに通っていた俺は、
年上の中学生や高校生のプレイをみる機会はたくさんあった、が
この学校のレベルの高さは、そんなもんじゃない
ひときわ目立つジャージをまとったレギュラー陣のプレイに釘付けになった
カッコいいなんてものじゃない、目が離せなくなる程のショックを受けた
いつか自分も。。。そうやって、勉強も、テニスクラブも頑張ったんだ

そして、今日からは青学の学生
今日は入学式とレクリエーションのみだから、明日にでもすぐ、テニス部に入部届けを出そう

ふと、テニスコートへ続く小道へ目をやると、桜がきれいに咲いていた
満開はすぎてしまったようで、ところどころ、葉がでている
その緑が、瑞々しく俺の目に映った

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あきゅろす。
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