よみもの~中等部編
side kaoru 2
事の始まりはあの日だった。。。
(ABCオープンの日、レッスンはいってるの
終わってから直行するから、先に入ってて?)
「遅くなりそうか?」
(ん...開会ギリギリか、エキシビジョンには、ちょっと遅れるかも)
「場所は、わかるよな?」
(ちゃんと道順くらい予習していきますっ)
前々から楽しみにしていたABCオープン
日本でこれだけ有名な選手が集まる大会なんて、そうそうない
。。。それなのに。。。
俺は先に会場で試合を観戦してるはずだったのに
なんでこんなことになってしまったんだか。。。
六里ヶ丘の偵察部隊とやらに、わざわざ俺達のデータをくれてやる必要はないと
立海大の柳生さんが、入れ替わり作戦を考えた
六里ヶ丘の連中は、まんまと俺達に騙された事に気付かず、
偽のデータをありがたく持ち帰ってる事だろう
「海堂君、あなたからスネイクをとったら...何が残るでしょう?」
柳生さんは、うっすらと笑う
俺から、スネイクを。。。
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