こっちにおいで☆ にぃ 副会長は小さめのおにぎりとおかず、お菓子を持って戻ってきた。 「お菓子だけではよくありませんからね。ご飯も食べなさい」 副会長ってば、なんだかんだ優しいんだから〜 初くんは副会長とご飯を交互に見てる。どうしていいのかわかんないのかな? 「…食べて、いいの…?」 「食べなさいって言ったでしょ。どうぞ」 初くんは遠慮がちに食べ始めた。ほっぺがプクプク動いて可愛い〜ツンツンしたいー 「黒野、手が止まってますよ」 「はーぃ…」 うぅ…見たいのに 「終わった。」 「えーー!会長はや!」 もう終わったの?俺まだ全然なのに〜 「いつもこれくらい頑張ってくれるといいんですけど」 副会長のぼやきが聞こえる。 会長は初くんの隣に座った。 「初ってよんでいいか?」 会長が初くんに話しかけてる。 みんなばっかりずるい! コクっ 初くんが頷く。 ご飯は食べたみたい。どのお菓子から食べようか悩んでる。 会長はチョコチップクッキーをつまみ初くんの口元に持って行く。 「これうまいぞ。初、口開けな…」 なに言ってんの会長!初くんがあーんなんてするわけな… 「……ぁ」 ぱくっ しちゃいましたよ! 「会長ずるい!俺も初くんにあーんする!」 「あなたはまだ仕事が終わってないでしょ?」 「う…」 [*前へ][次へ#] [戻る] |