RE:live!
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それから、ミーはすくすくと成長し、
一歳になった。
一歳と言えば、伝い歩きが出来たり、
簡単な言葉を理解できる頃ですが、ミーは違いました。
「おとーしゃん、おはよーございまーしゅ。」
ぺこりと礼をしながら父親に挨拶をする。
「…あぁ、おはよう、莱霧。」
優しい笑みを浮かべるこの人が澤越泰史、ミーの父親です。
「今日は何の勉強をする予定かな、莱霧。」
泰史さんには、ミーに前世の記憶が有るのを伝えた。
泰史さんは驚きはしましたが、ちゃんと
"フラン"と言う存在を認めてくれました。
その時泰史さんは、
「フランと呼んだ方が良いか」と聞いてくれました。
しかし、ミーは"フラン"ですが、
今は"莱霧"なので莱霧で良い、となりました。
「おとーしゃん、きょうはいっしょに
びょーいんにおみまいにいきましょー?」
たしか、ごぜんちゅーは
じかんあいていたとおもいましたが…
ミーがそういえば少し驚き、そして嬉しそうに微笑みました。
子供はめんどくさいですね。
だって、呂律がまわらないんですよー。
お母さん、美涛さんも、ミーの事を知っています。
多分美涛さん、手術が成功して戻って来ますから。
最初は死ぬのかな、って思いましたが、
泰史さんとお見舞いに行っててわかりました。
取り敢えず、今日は。
おかーさんのびょーいんにいきましょー。
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