RE:live!
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そうして、ミーの意識が急にふと浮かび上がったのは7ヶ月頃。
プニプニしている自分の体にはショックを受けたが、
恥ずかしい期間の意識がない事の喜びが大きかった。
「さあ莱霧ちゃん、お昼寝しましょうね〜」
母親のその言葉で我に返る。
莱霧……
ミーの新しい名前らしい。
彼女―ミーの母親―は悲しそうな顔をしていた。
何故かはわからない。
一応、寝たふりをして彼女の行動を見守る事にした。
「……さよなら、私の愛しい子。」
彼女はそう呟くと、ミーを抱き上げ、父親と思われる人物にミーを手渡した。
「あなた、この子をよろしくね。」
「……勿論。僕達の子供だ、しっかり僕が育てるよ。」
「……っありがとう…」
母親は泣き崩れた。
…わかった。この人、病気なのにミーを生んだんだ。
ミーだって幻術を使うんですから、
本当に気分が悪いか、それとも演技か、
また悪いならどの程度悪いかなんてヨユーで分かるんですよー?
ごめんなさい、ミーは貴女の分まで生きるんで、許してください。
ミーは静かに涙を流した。
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