銀魂夢小説「我も紅 」 ザキくん 「ねえねえ山崎くんは何をする人なの?」 「俺は主に密偵ですね。黒い噂を確かめに行ったり、敵に潜りこんだり…」 「ザキくんとジミーどっちがいい?」 「なんなんだよその選択肢!ザキくんがいいよ!ザキくんでお願いします!」 まさか部屋に案内するだけでここまで会話が弾むとは。この女、山崎の周りによくいるタイプのやつらしい。つまり、変人だ。 黙っていれば顔はいいのに勿体無い。 というより、この松田名前変更はこちらからとかいう女は、どんな過激な小説を書くんだろう。 とても幕府の人間が焦るほどの小説を書くような女には見えない。 [*前へ] |