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カスクの一存
歌うカスク
カスク
「音楽は人類普遍のものなんだよ


今俺たちは
カラオケなるものにきてる
なぜカラオケに
来てるのかと言うと・・・



カスクはなんとバンドを
組んでいて
しかもボーカルなのだ

その練習もかねて
カラオケに
来ているわけだが・・・



それにしてもバンドを
組める友人がいたとは・・・

そっちのほうが驚きだ


カスク
「なぁ俺の話聞いてる?」


「もちろん聞いてない」

カスク
「聞いてんじゃん」


うぜぇ
マジうぜぇ


カスク
「音楽ってさ、
ずっと昔からあるじゃん?そういう普遍なものに
俺はなりたいんだよ!」


「お前は十分、腐変だよ」

カスク
「マジで?流石は俺だ」


こいつ俺が罵倒してるって気付いてないな

さすがカスク



「ああ、お前は腐変だよ
腐変だとも」

カスク
「そっか俺はすでに
普遍の存在だったのか」


あるいみ
お前のカスさは
普遍だけどな


カスク
「あ、次俺の番だ」


どうやらカスクの番が
廻ってきたらしい


ちなみに今まで
歌っていたのは

カスクとバンドを組んでてもう一人のボーカルの


通称
尻フェチだ


このあだ名でわかる通り
こいつは
真性の尻フェチだ


まぁ今はそれは置いといて



・・・置いといていいのか?


まぁいいや

先にカスクの歌を聞こうか


・・・・・・なるほど
ボーカルやるだけはある

なかなかやるではないか


カスクのくせに・・・

人間なにか一つくらい
特技があるものだと
知った日だった・・・



そして・・・


カスク
「いや〜今日は
たくさん歌ったな〜」


長い時間いたので
のどがめちゃくちゃ痛い


それとカスク
正しくは
「アニソン
たくさん歌ったな〜」だろ

カスク
「んじゃ
そろそろ帰るか」


「そうだな」


そろそろ7時になるし
ちょうどいいだろ
と思っていると


カスク「それじゃあ
俺金ないから
誰か貸してくれ」



・・・今なんて言ったこいつ



「ん?今なんて?」


俺の聞き間違いじゃなかったら今こいつ・・・


カスク
「だから金がないから
誰か貸して!」


こいつ・・・



「こいつ置いて帰ろうぜ」

尻フェチに向かって
そう言った


尻フェチ
「ああ、こんなやつ
置いてこうぜ」


どうやら
同じこと考えてたようだ

こういう時こいつと
よくシンクロする


店員
「お会計は
どうしますか?」


俺&尻フェチ
「別々で」

綺麗に二人の声が
ハモった瞬間であった


そうして
自分たちの代金を支払い

二人は
帰って行くのであった・・・


カスク
「いや、ちょっと・・・
待ってよ・・・待って・・・
待ってくださぁぁぁいぃぃお願いだからぁぁぁぁ」


二人は
帰って行くのであった・・・


カスク
「待ってぇぇぇぇ(泣)
おいてかないでぇぇぇ」


カスクの泣き声は
空しく
響くだけであった・・・


あれ?
なんか前もこんな
終わりだったような・・・

デジャブ?

一応最後変えておくか


ということで・・・


さらばカスク

お前のカスさは
永遠に語り継がれるだろう

それこそ
人類普遍のものとして・・・




THE END

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