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カスクの一存
コミュニケーションするカスク
前回のあらすじ


カスクがカスだった


カスク「いくらなんでもひどすぎるだろ

これで十分


あ、ちなみに
まだ昼休み続いてるよ

↓続き


カスク「コミュニケーションってのは、話すことより、聞くことのほうが大事なんだよ


どこかで聞いたような
台詞を言い出したのは
またもやカスクだ

だが今回は
いつもと違い
案外まともなことを
言っている・・・

カスクのくせに・・・


カスク「今、絶対俺のことバカにしただろ


以外と鋭い野郎だ


俺「もちろんお前のことバカにしないことのほうが少ないよ


カスク「でしょうね


おお
ちゃんと
自分のことわかってる

そこが普通のバカとは違うところだな


カスク「まぁそれは置いといて」


置いといていいんだ


カスク「とにかく最初に言ったとおりお前は聞くことの大切さをわかってない」

ほう、カスのくせに
言うようになったな


俺「で、それが?」


カスク「そういうとこを直して欲しいんだよ


俺「お前にそんな権利があると思ってるのか?」


カスク「うぜぇなに?そんなに俺が嫌か


俺「当たり前だろ、俺がお前のこと好きなはずがないだろ」


カスク「だと思ったけどね


なんか同じことの
繰り返しをしてる気がする
このままでは
休み時間(ページ)が無駄に終わってしまう


俺「で、どうすればいいんだ?」


カスク「とりあえず、見本を見せるから」


俺「見本?」


カスク「まぁ見てて」



見本
カスク「俺がドMだからって痛いことをすればいいってもんじゃないんだよ


ピクシー「たしかに、痛いことをすればドMが喜ぶって思ってちゃ、ドMに失礼だよね」


カスク「そうなんだよ、さすがピクシーよくわかってるね」


ピクシー「まあね」


カスク「だからあまり痛いことしないでね」


ピクシー「了解」


おしまい



俺「・・・いろいろ言いたいことはあるが、まずピクシーって誰だよ?」


カスク「俺にしか見えない妖精だよ」


・・・え?


俺「今なんて?」


カスク「だから妖精だって」


どうやら聞き間違いではなかったようだ


俺「さあて、ヒマだしトイレでも行ってくるかな」


カスク「まぁまて、落ち着け、言いたいことはあるだろうがまぁ落ち着け」


なんか聞こえるけど
無視してトイレに行こう


カスク「お願いします、待って下さい」


無理矢理引き止められる

マジ触んないで欲しい


カスク「いきなり妖精とか言ったのは悪かったよ、でもな妖精でもいないと俺は寂しいんだよ


そうかこいつ
そんなに寂しい野郎だったのか
コイツとはちゃんとした
接しかたをしなきゃだな



・・・悪い意味で



俺「わかった、つまり痛いことは止めて欲しいんだな、わかったからもう話しかけないで」


カスク「それだけは勘弁してくれ、これ以上話す人がいなくなったら俺死んじゃう」


しょうがないやつだな



俺「じゃあ死んでくれ」


カスク「うわあああぁぁ」


カスク BAD END


カスク「やめてくれえぇぇ」


教室にカスクの断末魔が
響き渡った・・・

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