カスクの一存
抗議するカスク
カスク「俺がドＭだからってなぁ
痛いことをすればいいってもんじゃないんだよ」
どこかで聞いたようなことを言いだしたのは
無事高校3年生に進級できたはいいが
クラス替えによって
話し相手がまったくといっていいほどいなくなってしまった
かわいそうな奴
通称カスクだ
コイツとは
まあ中学が一緒で
高1のときに
クラスが同じで
それからちょくちょく遊んだりする仲
つまり･･･
俺「お前誰だよ」
カスク「ひどえっ？何？いきなり変な事言ったから？だからそんな態度なの？」
俺「え？なんか言ってた？」
カスク「うっわ、最悪、もういいわ」
俺「あっそ」
カスク「･･･」
そういえば
今日は英語の小テストがあった気がする
もちろん俺は勉強などしてない
今は昼休みなので多少時間はあるが･･･
俺「仕方ない単語でも覚えてるか」
カスク「ちょっと待って、そこはちゃんとツッコんでよ」
五月蝿いやつだ
もういいと言っておきながらツッコめとは･･･
わがままな野郎だ
俺「ハイハイ、そうだな」
カスク「雑もっとちゃんと」
つくづく面倒臭い野郎だな
だんだんめんどくなってきたので
一応さっきカスクが言っていた事を聞いてみる
俺「で？お前がドＭでナンダッテ？」
カスク「テキトーだなぁ、まぁいい、俺が言いたいのはなぁ」
申し訳ないが
ここらで一区切りだ
続きは、また今度
カスク「おい、まだなんも言ってないんですけどぉ」
なんか考えるの
だるくなってきた
カスク「ちょっと待ってよ本末転倒だよ」
そいじゃ
カスク「オィィィィ」
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