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千「奏みっけー」
「あ、千歳先輩。どうしたんですか?」
千「渡したいものがあったんよ」
「渡したいもの?」
千「密書ばい。誰にも見せちゃ駄目ばい」
「はぁ」
千「1日1個でよかよ」
「は?」
千「じゃあ部活でな」
千歳先輩に渡された密書はなんだ?
中身は気になるけどそれより周りの視線が痛い。
そりゃあ、一年生の教室に人気のある先輩が来たらクラスの人の視線は私に集まるか…。
教室の隅を通って席に座って密書とやらを見る。
『これは密書ばい。
もしもこの密書に書かれている指令に背いた場合、それは恐ろしいお仕置きが待ってるばい。
覚悟おくように…
では指令を言い渡すばい』
「ひとつ。ト○ロがお昼寝している絵。ふたつ。ぱにょの絵。」
は?
「なんだこれ?」
密書ってト○ロやぱにょの絵を描くこと?
「まじですか」
放課後。
千「奏ー」
「はい。」
千「早速できた?こ、これはっ」
「ひとつめの指令はクリアでいいですか?」
千「クリア!むぞらしかぁ」
「はあ」
指令はまだ34個。
end
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