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B
「俺って…タイミング悪…」


さっき、奏の部屋に遊びに行ったら居なかったので探しに建物の裏までやって来た。


そしたら最悪な場面を見てしまった。


「はぁ、俺何やってんだろ…」


とても出づらい。
本当なら座り込んだ奏を立たせに行きたい。

聞いてたのかと言われたらどうしようもないしな…。

どうしたものか。そう考えていると、遠くで奏の笑い声がした。

「あはっあははは、はははは」


「??」

「なんで最近変な夢しか見ないのかな」

「(現実逃避!?)」

「てか、なんで越前くんなの?ありえないですよ。」

「…」


しばらくの沈黙。


「夢だ、夢だ夢だ夢だ夢だ夢だー」

次は「夢だ」と叫びながら、頭をぽかぽかと叩きながら暴れ出した。


幸「…奏?」

これ以上暴れ出さないように偶然来たように出て行くことにした。

「幸村部長…」

幸「どうしたんだい?」

「こんばんはー」

幸「はい、こんばんは」

「ちょっとひとりで考えごとを…」

幸「そうか、でもそんな所に座り込んだら汚れるよ?」

「あはは、そうですね」

立とうとした奏の手を引っ張った。

幸「よいしょっと、部屋に帰ろう」

「はい」


その後、俺たちは部屋に帰った。

帰る間、奏は涼ちゃんと仁王について話していた。


誰かに取られてしまうのかな?



ふふ、俺らしくないか…





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あきゅろす。
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