G
〈青学の場合〉
「怖いから行きたくないよ…」
不「へぇ、誰が怖いの?」
「ぎゃああああ」
不「"ぎゃあ"ってひどいな…えーと奏ちゃん」
「あのドリンクです!!!他の皆さんにも渡して下さい」
不「嫌だよ、そういうのは自分で渡さないと…ね?」
「うぅ…やっぱりダメか」
「お姉ちゃん、早く行こう」
「うん」
不「涼ちゃん」
「はひ!?」
不「僕の分だけ次のドリンクは乾の野菜汁もらって来てくれないかな?」
「は、はい」
不「奏ちゃん、越前がドリンク待ってたよ」
「はいぃぃぃ」
不「その反応いい加減、やめない?(黒笑)」
「「すいませんでしたー!!!!」」
やっぱり怖いです…
魔王は恐ろしい。
しかし、何故越前くん。
菊「あー、双子ちゃんだぁ」
「ドリンク持ってきました。」
手「すまない、みんな10分休憩を入れる」
桃「なあなあ」
「何ですか桃ちゃん先輩?」
「涼ちゃん、そんな馴れ馴れしく…」
「だってカツオ達が呼んでたもん」
「カツオ?」
「堀尾はうざいけど、カツオとカチローとは仲良いんだよ」
堀「おい、うざいってなんだうざいって。」
「あ、はじめまして。姉の奏です。これからも涼ちゃんと仲良くして下さいね」
水「はじめまして、僕水野カツオって言うんだ。仲良くしてね」
「は、はい」
勝「僕は加藤勝郎。黒柳さんとは仲良くさせてもらってます。」
「よろしく…です」
堀「俺はテニス歴2年の…」
リョ「ねぇ、ドリンク持ってきてよ」
「ごめん!!今行きます。じゃあ、仲良くして下さい。」
堀「おーい、俺まだ自己紹介がー!!」
「残念だったね、堀尾くん?」
堀「ムキー!!お前に言われたら腹たつんだよ!!」
「おーほほほほ」
青学の一年トリオと話をしていて越前くんのこと忘れてた。
(ひどい)
でも、涼ちゃんに越前くんの他に友達がいて良かった。
(他にも友達いますよ!!)
「ごめん、越前くん。」
リョ「いい、あのさ」
「なに?」
リョ「話が…」
「話?」
珍しく越前くんがハキハキと言葉を発さない。
何故?
謎が多い少年だぜ。
リョ「明日の夜、9時に奏達の部屋の後ろに来て。そこで話す。」
「一人で?」
リョ「当たり前」
「わかった、じゃあね」
話って何だろ?
まあ、いっか。
「涼ちゃーん、ご飯作りにいくよ〜」
「わかったー」
水「何かあったら言ってね。」
勝「手伝うから」
「ありがとう、カツオとカチロー」
さて、昼食の後は洗濯に掃除に大忙し。
でも楽しいから全然OKです。
あと2日。
ファイトです!!!
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