C 「仁王さんっ」 仁「涼、元気じゃったか?」 「はい」 今日は久しぶりに仁王さんと会う日。 元気そうでよかったです。 「立海はどうですか?」 仁「普通じゃよ?あ、今日真田が奏にケンカ売ってその後奏にコテンパンにされて、幸村にぼこぼこにされとったな。」 「お姉ちゃんは怒ったら怖いですから。」 仁「なんで…怒ったと思う?」 「さあ?」 仁「お前のことを真田がちょっと言ってな…奏がそれを聞いてブチギレした後、部室をぐちゃぐちゃにして真田に掃除しろって言ったんじゃ。部員の目は点になったぞ。」 「想像できる…。」 あー、合宿のことで何か言われたのか。 「仁王さん、真田さんはまだ学校にいますか?」 仁「ああ、確かいたと思うが…ってちょっと待て!」 「ありがとうございまーす」 走って走って立海にとうちゃーく。 じゃあ、テニス部にgo! 「たのもー、真田さんはいらっしゃいますか?」 「あんた、誰だ?」 もじゃもじゃ頭さんは赤也さん。 「えーと、赤也さんですか?申し遅れました、姉がお世話になっています。黒柳涼と言います。合宿では、よろしくお願いします。」 赤「へぇ、奏の妹かぁ。こっちこそよろしくな。真田副部長なら隅っこでいじいじしてるぜ?」 「ありがとうございます。」 隅っこに移動して机や部員のユニフォームをたたんでいる男の人に話しかける。 [*前へ][次へ#] |