@ 「どうも、こんにちは〜」 幸「あ、奏いいところに。」 「はい?」 幸「来週から合宿するからね。準備よろしくっ」 「…がっ…合宿?」 幸「そう合宿☆言っとくけど拒否権はないからね」 ちょっと待ってくださいよ。 合宿って男子テニス部の合宿ですよね。 男だらけの合宿って事ですよね? 「嫌ですっ!!!!!!」 幸「拒否権はないってば、男だらけだけどもう一人女の子いるよ。大丈夫☆」 「女の子?」 幸「そう、君の妹ちゃんは女の子だろ?」 「涼ちゃん!?」 幸「そう」 え?涼ちゃんってテニス部のマネージャーだっけ? 違うよ? まさか、嫌がる涼ちゃんを無理やりあの魔王が… 不『ほら、君はもうテニス部の一員なんだ。いろいろと手伝ってもらうよ?』 『いやぁぁぁぁ』 (想像です) 「だめぇぇぇぇ」 幸「うるさいって」 ベシッ 「いったぁ」 幸「大丈夫って安心しなよ。妹ちゃんは、三校分のマネージャーは奏が大変だろうから手塚がお願いしてくれたの。そしたら… 『全然いいですよ。お姉ちゃんいるんなら』 だってさ。だから仁王も座りなよ。」 仁「なら安心じゃ」 「良かった…」 でも、幸村部長…涼ちゃんの声まねうまいなぁ。 幸「誉めてくれてありがとう。じゃあ、合宿について説明するから。蓮二よろしく〜」 柳「この合宿は青学・氷帝・立海の三校で行われる。さすがに奏に三校のマネージャーになってもらうのは、少し大変だから奏の妹に手伝いを頼んだ。」 ブ「奏の妹って、青学の?」 柳「ああ」 赤「見たいっす(かわいいかな?)」 仁「赤也、何かあったときは覚悟しとけよ。」 赤「へ?」 柳「話を戻すぞ」 真「まてっ部外者が合宿に参加するなどおかしくないか?」 幸「部外者って言っても奏の妹だし」 真「しかし、部員でもないのに…邪魔になるだけだ!!」 「真田副部長…、どういう意味ですか?」 ドスのきいた低い声が部室に響いた。 幸「…なんか避難したほうがよさそう。みんな〜、隅のほうに逃げて。」 柳「そうだな」 柳さんと幸村部長が部員たちを避難させる。 [次へ#] |