E (リョーマくん目線でお送りします。) 「で、話したいことって何ですか?」 なんかさっきより強気になってない? リョ「なんで、涼じゃなくて姉なの?」 「気安く涼ちゃんのこと呼ばないで。」 絶対、さっきより強気だよね。 なんか、調子狂うな。 リョ「だって、わからないじゃん。」 「私は姉、涼ちゃんは妹。それでいいでしょ?」 リョ「う゛ぅ…」 「『なんで姉がここにいるか?』でしょ?言うわけないでしょ。涼ちゃんに聞いたら?」 なんか、むかつく。 さっきまで、びくびくしてたのに。凄く偉そう。 リョ「ふーん。あとさ、その髪ってカツラ?」 「同じぐらいの長さ。目の色は違うからカラコンだけど…。」 黒柳妹の目の色って…少し蒼っぽかったっけ? リョ「ねぇ、あんたの本当の目の色。見てみたい。」 「はぁ?お断りします。」 リョ「見せてよ。見せてくれなかったら、不二先輩呼ぶよ?」 何を言ってるんだろう、俺はカッコ悪いな。 でも、凄く見てみたい。 「ま、待って!!お願い、あの先輩だけは無理なんです。」 また、びくびくし始めた。見ててあきないや。 リョ「じゃあ、見せてよ」 「う…」 [*前へ][次へ#] |