[携帯モード] [URL送信]
B
リョ「あっ、不二先輩。おはようございます。」
"不二"という名字を聞いただけで緊張してしまう。

何故って?

幸村部長と同じ属性だからですよ。

不「越前に……涼ちゃん、おはよう」

「おはようございます、不二先輩。じゃあ私教室に行きますのでごきげんよう〜!!!(心読まれてバレたら大変だ。)」


不「何がバレたら大変なの?」


ギクッ

人生最大のピーンチ!!?


「何でもないですよ?」

「そう?」


「な、何ですか!?」

笑顔で魔王が近寄ってくる。

『……ボソ……』

そして何かを耳元で囁いた。

魔王が怖すぎてなにを言ったか聞き取れなかった。

ただ頭の中には『お姉ちゃん、絶対不二先輩にはバレちゃダメだからね。なにされるかわかんないから。』という妹の言葉がぐるぐると回っていた。


不「ふふ、じゃあね。涼ちゃん。」



「バレちゃっ…た?」




Dear涼ちゃん
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

青学は怖いところです。

奏より




魔王が囁いた言葉は私に恐怖を与えました。



『僕にはバレバレだよ?黒柳奏ちゃん』


バレたよね。
というか何で名前知ってんの!?


幸村部長の次に怖いよ〜。



[*前へ][次へ#]

あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!