A(姉in青学)
ここが青学ですか、なんて立派な所なんでしょう。
??「はよ、黒柳」
「お、おはよ。越前くん?」
本音:私、男嫌いなんです。話しかけないで〜。
リョ「なんで、疑問系?」
「ごめん、気にしないで。」
リョ「へんなの」
はい、涼ちゃんの言っていた要注意人物@・越前リョーマくん。
同じクラスで隣の席の男子くん。
ある日突然、話をするようになったそうです。
バレないようにあまり話さないようにしよう。
??「あー、おちびが涼ちゃんを独り占めしてる!!ずるーい」
「あっえ、きゃあ!?」
その声が聞こえた数秒後、『どんっ』と体を襲った衝撃は言葉では伝えきれないほど痛い。
「い…痛い…、ちょっと離してください菊丸先輩。」
菊「え〜、だって涼ちゃん抱きごこちいいんだもん。」
言葉の通りセクハラだぁ〜(涙)。
というか、抱きつかないで〜。
菊丸英二
語尾に猫語がついているかわいい先輩。
越前くんと魔王のように要注意人物ではないらしい。
でもセクハラは犯罪ですよ?
リョ「ちょっと俺の黒柳に抱きつかないで下さいよ、英二先輩!」
私はあなたの私物では…
菊「いつから涼ちゃんはおちびのものになったんだよ!」
そうだ、言ってやれぃ!!
そして、私を挟んだままケンカは止めてほしいな。
??「おいおい、黒柳さんを挟んでにらみ合いはやめないか。彼女、困ってるだろ?」
救世主とーじょー?
菊「だってさ〜、おちびが涼ちゃんは自分のものだっていうんだぜ?涼ちゃんはみんなのものだよな、大石。」
大「黒柳さんは誰のものでもないと思うが…、まあとにかく離してやれ。」
菊「ぶ〜」
リョ「うっす」
解放された。自由って素晴らしい〜。
ここにとーじょー救世主:大石秀一郎。
青学の母と呼ばれるテニス部副部長。とっってもイイ人。
涼ちゃんの悩みを相談できる人らしい。
柳さんみたいな感じ人です。
大「大丈夫かい?」
「はい、ありがとうございました。」
大「いや、だって苦しそうだったし。」
「あ、挨拶がまだでした。おはようございます、大石先輩。」
大「ああ、そうだったね。おはよう」
なんだろう、このほのぼのとした時間は。
この学校に来て初めてだよ。
菊「あー、大石が涼ちゃんをナンパしてる!!!!」
大「ええ!?してないぞ、そんなこと。」
菊「きゃー、大石くんのうわきもの〜(高音)」
大「からかうんじゃないっ、英二!!!!」
菊「にゃはは、じゃあねん。おちびたち〜。」
大「まてっ、英二」
菊「やっだよ〜ん。」
からかわれて怒った大石先輩から逃げて行った菊丸先輩。
それを追いかける大石先輩。
お花畑を走りまわるカップルに見えるのは私だけ?
二人はそのままどこかに行ってしまった。
いつまでもお幸せにぃ〜。
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