テニスの王子様shortstories 世界一愛してる ヒューヒューと冷たい風が俺たちを襲いかける。今は1月の半ば頃。 赤也は今日、俺の家へと泊まりにくる。 「幸村部長?!!」 俺の名を呼ぶ愛おしいひと。この純粋な果実を、俺は……… 今夜、…穢すんだ………。 「フフ。ほら赤也、もうすぐだからね」 2人で仲良く手を繋ぎながら俺たちは俺の家へと向かう。今日は妹も母さんや父さんもいない。そう、俺と赤也。二人きりだ。 この機会をずっと待っていた。え、なぜかって?決まってるだろう?母さん達がいたら、いろんな事ができないからさ。あぁ、思えばここまでの道は長かったなぁ。でも今日で…………フフフフフ。 「ぶちょー?」 ギュー、と俺に抱きつく可愛い可愛い愛しの赤也?あぁ、これから俺のモノになるんだね?今日は、どうしようか?媚薬、バイブ、あぁ、鞭とローターも捨てがたいな……フフフ。 おっと、本性がでてしまったかな?まあ、いいよね。フフ 「もう、赤也ってば。仕方ないなぁ?」 可愛い可愛い俺の赤也?フフフ、愛してるよ。 ※※※※※※※ 時刻はPM9;00を示している。 そろそろ、オトナの時間の始まりだ。 「赤也、」 そっと後ろから赤也を優しく抱きしめながら、いつもよりも低い声で愛しい人の名前を呼ぶ。 「っぁ…な、なに?」 反応が可愛いなぁ。なんか、ゾクッとしてて強姦でもするような気分になってきちゃった☆なんてね、赤也は今日で処女を卒業するんだ。優しくしてあげないとね。フフ 「…オトナの遊び…しない?」 そう言ってフーッと、赤也の耳元に優しく息を吹きかける。ビクンっと大袈裟な反応を見せる赤也。あ、もう涙目になってる。本当に君処女かい?まあ、処女で間違いないけどね。 「っ……」 無言で赤也は服を脱ぎ始めた。 「赤也?」 そして服を1枚1枚、脱ぎ捨ててゆく。 「っ………ぶちょ…おれ…っ」 全ての服を脱ぎ捨てると、ゆっくりと俺のことをソファに押し倒して自ら足を開いてその淫らな果実を俺の顔の目の前へと持ってくる。 一体、これはどうなっているんだ?俺の予定とはちょっと違ってるけど……… まあ、これはこれで楽しいからいいか。 「…っ、おれの、…俺の淫乱なチンチン舐めて?、」 バクッ 心臓の音が、やけに大きく聞こえるな。ねえ、赤也。君は………俺に狼にでもなってほしいのかい? あぁ、ここに仁王がいて、このセリフをいったら『何言っとるんじゃ、幸村。お前はつねに狼じゃろうが』とか、言われるんだろうなぁ。フフフ………んー、なんかムカついたから仁王だけ今度の部活のメニュー5倍にしてあげないとね。 「赤也?そんな言葉どこで覚えてきたんだい?」 そうそう、今はこっちの方が重要だったね。 本当にそんなセリフどこで覚えてきたの? 「っ…あ、あの、、俺…がっ、見てた動画にっ…、載って…て」 ……動画?…つまり、赤也はAV、見てたってこと? 「いつも、…部長に……っこんなことやって欲しいなって、思いながら。」 顔を真っ赤に染め上げてそう言う赤也。全く、どこまで俺を誘えば気がすむんだか…。 でも、なんだ。赤也もド変態だったんじゃないか…。 「へぇ?」 「っあっ……ぁっ」 目の前にある赤也のおチンチンを爪で軽く引っ掻いた。すると、途端に赤也の甘い嬌声が俺の部屋に響きわたる。 「なんだいこれは?…フフ、こっちももうグチョグチョじゃないか。」 そう言って赤也のグチョグチョに濡れている尻マンコ(きっと家で慣らしてきたのであろう)に指をいきなり2本入れた。そこは、処女の筈なのにグッポリと美味しそうに俺の指を呑み込んだ。 なんというエロい光景だろう。まるで、目の前にいる赤也が自分から腰を動かして俺の指を喰わえているようだ。 あぁ、そろそろ俺。我慢の限界だよ。 「っあぁぅ……ああああぁ、んっ?」 いきなり、ズボッと赤也の中に埋めていた指を抜いた。突然の衝撃に、赤也はイってしまったらしい。 フフ、これからが本番だよ。 「っあ…ぶ、ちょ?」 可愛らしく首を傾げてそう問いかける赤也。あぁ、ごめんね。もう俺我慢できなくなっちゃった。 「ごめんね。赤也」 そう言うと俺は赤也の細い腰を鷲掴んだ。『え、え?』と、戸惑いを隠せずにいる赤也。 本当なら前もって買ってあったいろいろな玩具やら媚薬やらで遊びたいところだけど、今日はもう無理。それはまた次の機会にしよう。 「っあああああああ―――っ」 赤也の腰を固定すると、いきなり俺は赤也の中に自らのペニスをあろうことか、全て入れた。中は、皴1つなく俺のペニスで埋まっている。 赤也の悲鳴にも聞こえるような強い嬌声が部屋の中に響きわたる。あぁ、やっぱり痛かったのかな?ごめんね、赤也。我慢できなかったんだ。 パクパクと魚のように口を開けて必死で呼吸を落ち着かせようとする赤也。若干、涙目になっている。やっぱり痛かったのだろうか?それもそうだな、俺のは普通のよりも格段にデカいし。 それでも赤也が鋭い痛みの中で快楽を得ていることも紛れもない事実だった。 「動くよ、」 「っ…ぁ、まだ、やぁっああ」 一言そう発すると、赤也の返事を聞く前にゆっくりと腰を動かしはじめた。…正確にいうと、赤也を持ち上げた……というのが正しいのかもしれないが。というのも、今の俺たちの体位の状態が騎乗位であるからだ。 ズルっというような音をたててゆっくり、ゆっくりと赤也のなかに埋まっていた俺のモノが姿を表す。うん、実にいい眺めだね。 フフ、これからするときはもっと、もーっとめちゃくちゃにしてあげるからね。 覚悟しておいてね。赤也。 ※※※※※※ 「っああんっ、や、あっ、きもちっ…」 あれからもうどの位俺たちはイったのだろうか?今は深夜の1:50。もう俺たちは、イった回数も覚えていないほどにお互い自身に溺れていた。 「っく……赤也、まただしてあげるね、」 ビュクっビュルルーーっ…… 赤也の尻マンコからは俺のだした精子が白い泡になって流れでてきていた。 「っあああああああっ…あちゅいよぉ…ぶ、ちょおっ…っぁん」 そして、赤也も俺と間をあけずにイった。 ハアハアと、お互いに息が乱れるのも気にせずに、またお互いを求め合う。 「っあぁっ…ん、ぁ、っ」 赤也も自分のイイトコロに当たるように自ら積極的に腰を動かす。その光景がまた、なんともいえぬエロさで美しい。 「っ…赤也…愛してるよ……」 ずっと赤也に愛してると言っているせいか、少し掠れてしまった声。 「っあ…俺、も…っ」 ギュっと俺の首にしがみついていた腕に一際強く力が籠る。 「愛し…てゆっ…」 そう言うと赤也はフニャ、と笑った。 あぁ、幸せって、こういうことなのかな? 好きな人と、いや愛しい人とSEXをして、愛してるって言ってもらえて……。お互いに愛し合ってるんだなって、実感できる。もしかしたら、これが一番の幸せなのかもしれないな。 ニコッと、飛び切りの笑顔を赤也に見せる。そして、一言…────。 「赤也、世界一君だけを愛してる…────。」 [次へ#] [戻る] |