危険地帯
3
「うわあ、すっご〜い!」
私は章とテスト結果が貼り出されてる廊下の前に来ている。
人を押し退けて前に出て見たら、
1位800/800 篠原 章
2位753/800 …
…―
私はただただ唖然としてた。
ガラガラッ
「お、樹里どうだった?強制?」
人混みは嫌って言う英二を置いて行って私の数学を見に行ったわけだけど…、私はそれどころじゃないっ!
「樹里の数学は大丈夫だったよ。他も…」
「すっごいんだよ!章1位だったの。しかも、満点!全教科!」
章の報告を遮断して私は興奮して言った。
だって友達が学年1位なんてすごくない?
「あぁ、樹里は知らないのか。
章にとってそれは当たり前だ。何てったって全国1位だもんな。」
「ぇ…」
「あははυまあねぇ。」
「えぇー!」
全国1位ってすごすぎっ!
興奮して苦笑いの章に抱きつきそうな樹里。
英二はそんな2人を見て、章を睨んでいた。
それに気づいた章は…
何で俺〜?
と思ってたとか思ってなかったりとか。
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