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涙のあと



「ちょっ…、下ろしてよ!龍先輩っ…υ」


「名前で呼べって言っただろ。それに少しは大人しくしろ。

落とすよ?」




笑ってるのに黒いオーラを漂わせてる龍に言われたら、絢は黙ってうつむくしかなくなってしまった。
そんな絢を見て妖しく笑う龍に気付かなかった。


寝室に着くと絢をベッドに寝かせ、その上に跨る龍。




「ちょ…、何するの?ねぇ…、きゃあっ!」


「何って、気持ちいいことに決まってるだろ。それに絢は俺の愛を感じることが出来る。一石二鳥だろ?」



首筋に唇をあてながら喋る龍に絢の体はどんどん熱くなっていく。




「ちょ…、喋んん…ない…でぇ…。」


「ヤバ…。止まんねぇ。」




そう言いながらいつの間に脱がしたのか絢のブラジャーの上から突起を甘噛みしてくる。
その瞬間、絢の体がビクンと跳ね上がった。


「あ…ん…、ヤあ…、ん…。」




そしていつの間にかブラジャーも外され、パンツだけになっていた。


それに気付いた絢は腕を体の前でクロスした。


「(恥ずかしいっ!)」


胸に愛撫しようとして邪魔された龍は絢の腕をひとまとめにして片手で頭上に抑えた。

絢の顔には似合わない大きさの胸が龍の目に晒されてしまった。

「ぃ…ゃぁ。お願…い…、手、退かしてぇ…。」




涙目で言う絢に龍は残酷なことを言った。




「ほんとは嬉しいんでしょ?ここ勃ってる。」




そう言って左の胸を舐め回したり甘噛みしながら右の胸を揉んでくる。時折、突起を摘みあげる。





「あんっ…んぅ…んん…」




絢の体はどんどん熱くなっていって…触られてもない場所が熱く湿ってきた。





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