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愛言葉を叫びましょう
lessonY
今日はとってもいい天気!!!!
朝日がとっても眩しいです☆
とっても…

「眩しすぎるううう!!」

寝不足の俺の目には、眩しすぎる朝日は痛すぎるほど染みました。

「ね、寝れなかった…」

何で寝れなかったかったって?それはね、…
→ヒリヒリする目を押さえて瞳を閉じると、昨日の事が蘇る。
頭を撫でるちょっと冷たい手
キスの時に触れた暖かい唇
去り際に囁いた、優しい「好き」…

「ああああ!!////」

枕に頭をぼふんばふん。
考えれば考える程、身体が熱くなって心臓がドキドキして…胸のこの辺が…

「きゅってする…」

心臓のあるところに手を当ててみる。
うるさいくらいドキドキする心臓。
考えれば考える程…

「やっぱりダメだあ!!」

と…、こんな風に何回も繰り返して俺の夜は明けてきました。
隣の人はうるさくなかったかな…?
とりあえず、俺はパジャマのまま隣の部屋を訪ねました。

コンコン

「はい…?」
「ごめん…昨日、うるさくなか…」

カチャ

あれ…?何で隣に…

「お、瑞希。よく寝れたか?」
「ひ、広瀬先生っ!?」

まさかの隣に広瀬先生。
え?ここ、生徒じゃ無かったっけ!?
慌てふためいている俺を、にっこり笑って見つめる先生。

「ん?瑞希、顔赤いぞ?」

そう言って、あの時のように冷たい手が俺のおでこに触れる。

「ひぁ…!!」

それだけなのに…俺の身体は驚くほど跳ねて、また心臓がドキドキし始めた。
俺、このままここにいたら…蒸発しちゃう!?

「だ、大丈夫です!!昨日はうるさくしてすみませんでした俺部屋戻りますじゃあ!!」

そう言って、転がり込むように自室に入っていった。

「はぁ、はぁ…意味わかんない…」

ドキドキする意味も、先生をちゃんと見れないのも、顔がが熱くなるのも…

「わかんないよ…っ」

俺は、まだドキドキする心臓を抑えつけるようにパジャマを強く握った。

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