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頭がいい遊星君と悪いジャック君(ジャ遊)パロ







「おい、間違ってるぞここ」
そういうと遊星はジャックのノートに指を指し赤ペンで×をつける
「なぜ覚えられないんだ、お前は…」
呆れたように遊星が言う
それもそうだ、遊星はジャックより一つ下頭がよくて二年では学年トップの優等生
ジャックは消して頭が悪いわけではないが、古典がものすごく苦手なのだ。
家も近いこともあってわざわざジャックの家で教えに行っているのだ。

ふん、俺の生まれはニューヨークだからな。日本人の昔の言葉など知らん!

だからこいつは馬鹿なんだ…
「遊星よ、ここの問題はあってるんじゃないのか?」
そう言うとジャックは自分のノートに赤ペンで×にされている答えを指指し言ってきた
遊星はそこをよく見るとあっていた
「お前が間違えてばかりで×を書くのになれてしまったようだな。」
「う…うるさいぞ!いいから早く○に直せ!」
どうやら○に直して欲しいらしい
一問合ってたところであまり変わらないが
「ほら、直した。あとそこの問題は…」
「では褒美をもらわなければならぬな!」
…こいつ…自分の立場がわかってないのか…
呆れる遊星にいきなり飛び掛り、押し倒すジャック
遊星はジャックに見下ろされる形になった。
ジャックは遊星の制服のボタンに指をかける
まずい!遊星は思いっきりジャックを押した
「お前!たかが問題一問解いたくらい一回ヤってたら俺の体がもたないだろう!!」
「たかがとは何だ、たかがとは!俺が一問合ってたことがどれだけすごいか丸つけてたお前ならわかるだろう!」
自分がどれだけ馬鹿なのか本人もどうやら自覚してたようだ。
「だいたい教えてもらう立場のお前が褒美とかねだるのはおかしいんじゃないか?」
「褒美がないとやる気がおきん!それになれん勉強でストレスがたまっているんだ、大人しく犯されろ遊星!」
いちいちヤってたら勉強どころじゃないだろう…
遊星はため息をついて少し考えてジャックに近づいてきた。
「ん、なんだ?ヤる気になったか?」
「違う」
そしてジャックの唇に自分の唇を重ねる。
ジャックは驚いて目を見開いている。
そしてそれはすぐに離れていく。
「これで満足か?」
遊星は顔を真赤にしてるジャックを見下ろした。
「ば…馬鹿者!キスするならそうすると先に言え!突然すぎて舌を入れる暇すらなかったわ!!」
「お前はそんなことを考えていたのか!!」
つられて遊星も顔を赤くする。
「ゆ…遊星、だからもう一回…」
「問題が合ってたときな」
じゃ、勉強に戻るぞ。と遊星は机のほうに行く。
「じゃ…じゃあ遊星!この問題全部合っていたら25問あるから25回キスしてくれるというのか?」
ニヤニヤしながらジャックが言ってきた。
「お前には無理だな。」
「なんだと?この俺を誰だと思っている?」
古典の赤点常習犯、と言おうとしたがキレられて無理やり犯されそうなのでやめた。













「遊星!42点取ったぞ!」
わざわざ人にクラスまで来たと思ったら42の書かれたテストを見せびらかしに来たらしい。
女子は「アトラス先輩よ〜」とキャッキャ言ってる。
男子はクスクスと笑っていた。
まったくこいつは…
「約束は守ってもらうからな!遊星!」
ジャックはフフンと鼻先で笑い教室を出て行った。
約束…それは…

「おい、全問合ってたらとか抜かしときながら一問も合ってないじゃないか…」
遊星は呆れてまた×を付ける作業が続く。
「やはりキスではやる気がおきん。」
「やる気が出たところでどうこうって問題じゃない。お前、今回も赤点決定だな。」
×ばかり付けていていい加減腕が痛くなってきた。
○と書くより×のほうが一画だが多いからな。
「では遊星、俺が赤点じゃなかったら何をしてくれるんだ?」
あー、またこいつは…
「無理だな。」
きっぱり、はっきり言われてジャックが怒ったのか…
「なら俺が赤点じゃなかったら腰が抜けるまでお前の体でヤってやるからな!いいな!」
「いいだろう。赤点でも俺はもうお前に教えないからな!」

…まさか赤点じゃないなんて…
あんな約束するんじゃなかったと遊星は後悔した。
あの男を甘く見ていたと…

















私がテストだったからジャックと遊星を巻き込んだ
なんだ、これw甘いの?甘いのか?
うん、甘いね
息抜きで書いたよ、テスト終わったからね
実際いうとジャックの点数と私の古典の点数はそんな変わらないという←タヒ

H21.926

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あきゅろす。
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