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居場所 前半 (狂クロ)
51話あたりを捏造




俺は…シグナーでもなく…ダークシグナーでもない…

クロウはかつての仲間だった鬼柳と遊星が闘っているときクロウは、考えていた

自分は何をすればいいのか…悩んでいた

遊星たちを応援すればいい…
ただそう思ってクロウは、イェーガに勝負を挑んだ

そして黒い霧の中…
クロウは、自分の無力さに絶望していた

次に意識が戻ったときは知らない部屋にいた
薄暗い部屋…
城のような感じがした
頭がくらくらする…
誰かが前にいるが、誰がいるかがはっきりしない

「やっとお目覚めかあ?」
どこか聞き覚えがある声…
「き…りゅう…!?鬼柳なのか!?」
遊星とのデュエル以来姿を見せなかった鬼柳が目の前にいることに動揺した
「よう、クロウ…久しぶりだなあ…」
鬼柳は笑っていてとても不気味だったが、そんなことはどうでもいい
「ここどこなんだよ!?それに何で俺たちと敵対してる鬼柳がいるんだ!?」
クロウは何がなんだかわからなく鬼柳の胸ぐらを掴んだ
「おいおい、そう熱くなるなよ。お前は変わってないな…あの頃のままだ…ククク」
少し冷静になったクロウは、胸ぐらを離す
何もわからないまま焦っているクロウを見てるととてもはればれした
「ここはなあクロウ…俺たちダークシグナーのアジトなんだよ〜つまりなあ〜わかるよなあ〜?」
ダークシグナーのアジト…
「…BAD…」
小声で呟く
すると鬼柳は何がおかしいのかわからないが大笑いをする
「ヒャーハッハッハ!ご名答〜!ここは、BADだぁ!」
何が愉快なんだかわからないが笑い声が響く…クロウは自分はこれから殺される…そう思い固く目を閉じた
そのとき脳裏にサテライトに置いてきてしまった子供たちのことを思い出した
「ガキどもは!?それにほかの連中は!?」
クロウは自分のことより他人を心配する
それを見た鬼柳は、腹がたった
「てめえは昔っからそうだよなあ〜!自分のことより他人の心配する状況じゃねぇよ!!」
すると鬼柳は、クロウを壁に蹴りあげた
小さい体は、簡単に蹴りあげられた
「ぐはっっ!!」
おもいっきり背中を打ち、床にうずくまった
それにかまわず鬼柳はクロウを蹴る
「痛いか!?痛いよなあクロウ?だがなあ、俺がてめえらに殺されたときのほうが何倍も痛かった!!」
「き…りゅう…ッ!!」
クロウは、自分たちを恨んでいる鬼柳を見た
その顔は、どこか昔の鬼柳に見えた
痛みに耐えながらクロウは、鬼柳に話しかけた
「鬼柳…ッ…俺たちは恨まれていても…しょうがない…だが…ッ!」
鬼柳は足を止めた
「だがなんだ?」
「俺を…俺を殺せ!俺が死ぬから、遊星とジャックは許してやってくれ!!」
クロウは必死だった
かつての仲間だった鬼柳が、遊星たちを殺すとこなんて見たくなかった
だが鬼柳は甘くなかった
「ヒャーハッハッハ!」
笑い声が響く
蹴られたところに響いた
「何ヒーローぶっとんだあ…てめえも所詮ただの人間…シグナーでもねぇのによぉ?」
だめか…クロウはもう死を待つだけだと思われた
「シグナーでもねぇお前に…できることなんてねぇんだよ!」
鬼柳は笑みを浮かべた
クロウはただ何もできなく、目に涙を浮かべた
「可哀想なクロウ…居場所もなく…死を待つだけなんて…あんまりだよなあ…」
顔を近づけて意外なことをいい出した

「俺がクロウの居場所を作ってやるよ」











初狂クロです
まさか初小説が京クロとは…
次回エロかな

H21.318

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